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資料1-3 ニフェジピン 調査結果報告書及び添付文書 (67 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29305.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第19回 11/22)《厚生労働省》 |
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日本標準商品分類番号
872171
*2016年11月改訂(第2版)
2016年10月作成
カルシウム拮抗剤・ニフェジピン固溶体製剤
劇薬
処方箋医薬品:注意-医師等の処方箋
により使用すること
日本薬局方
貯法:遮光保存、室温保存、気密容器
使用期間:5 年
使用期限:包装に表示の使用期限内
に使用すること
【組成・性状】
名
成 分・含 量
(1g 中)
添
加
色 ・ 剤
セパミットⓇ細粒 1%
ニフェジピン
号
載
始
加
21900AMX01456000
2007 年 12 月
1981 年 9 月
1986 年 6 月
本剤は主にチトクローム P450 3A4(CYP3A4)により代謝され
る。
併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
他の降圧剤
レセルピン
メチルドパ
プラゾシン塩酸
塩等
相互に血圧低下作用
を増強することがあ
る。
患者の状態を注意深
く観察し、過度の血
圧低下が認められた
場合、本剤又は他の
降圧剤を減量若しく
は中止するなど適切
な処置を行う。
薬 理 学 的 な 相 加・
相乗作用によるも
のと考えられてい
る。
β遮断剤
アテノロール
アセブトロール
塩酸塩
プロプラノロー
ル塩酸塩等
相互に作用を増強す
ることがある。
患者の状態を注意深
く観察し、過度の血
圧低下や心不全等の
症状が認められた場
合、本剤又はβ遮断
剤を減量若しくは中
止するなど適切な処
置を行う。
薬 理 学 的 な 相 加・
相乗作用によるも
のと考えられてい
る。
10mg
D-マンニトール、乳糖水和物、ヒドロキシプロ
物 ピルセルロース、ラウリル硫酸ナトリウム、そ
の他 1 成分
形
番
収
開
追
*3. 相互作用
(1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
(2)妊婦(妊娠 20 週未満)又は妊娠している可能性のある婦
人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
(3)心原性ショックの患者[血圧低下により症状が悪化する
おそれがある]
(4)急性心筋梗塞の患者[急激な血行動態の変化により、病
態が悪化するおそれがある]
売
認
価
売
能
SEPAMITⓇ Fine Granules 1%
【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
販
ニフェジピン細粒
承
薬
販
効
黄色細粒
【効能・効果】
本態性高血圧症、腎性高血圧症
狭心症
【用法・用量】
ニフェジピンとして 1 回 10mg を 1 日 3 回経口投与する。症状に応
じ適宜増減する。
ジゴキシン
【使用上の注意】
1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(1)大動脈弁狭窄、僧帽弁狭窄のある患者、肺高血圧のある患者
[血管拡張作用により重篤な血行動態の悪化を招くおそれが
ある]
(2)過度に血圧の低い患者[さらに血圧が低下するおそれがあ
る]
(3)血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧患者[過度に
血圧が低下するおそれがある]
(4)重篤な腎機能障害のある患者[急速な降圧等により腎機能が
悪化するおそれがある]
(5)重篤な肝機能障害のある患者[血中濃度が上昇することがあ
る。また門脈圧が上昇するおそれがある]1)
(6)うっ血性心不全(特に高度の左室収縮機能障害)のある患者
[心不全が悪化するおそれがある]2)
(7)不安定狭心症の患者[急激な血行動態の変化により、症状が
悪化するおそれがある]
(8)高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
2. 重要な基本的注意
(1)カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化し
た症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は
徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また患者に医師の指
示なしに服薬を中止しないように注意すること 3)。
(2)まれに過度の血圧低下を起こし、ショック症状や一過性の意
識障害、脳梗塞があらわれることがあるので、そのような場
合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(3)降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので、高
所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注
意させること。
シメチジン
ジゴキシンの血中濃 機序は完全には解
度が上昇することが 明 さ れ て い な い
ある。
が、ジゴキシンの
ジゴキシン中毒症状 腎及び腎外クリア
(悪心・嘔吐、頭痛、 ランスが減少する
視 覚 異 常、 不 整 脈 ためと考えられて
等)が認められた場 いる。
合、症状に応じジゴ
キシンの用量を調節
又は本剤の投与を中
止するなど適切な処
置を行う。
本剤の血中濃度が上
昇し、作用が増強さ
れることがある。
患者の状態を注意深
く観察し、過度の血
圧低下や頻脈等の症
状が認められた場
合、本剤を減量又は
シメチジンの投与を
中止するなど適切な
処置を行う。
シメチジンが肝血
流 量 を 低 下 さ せ、
本剤の肝ミクロ
ソームでの酵素代
謝を抑制する一方
で、胃酸を低下さ
せ、本剤の吸収を
増加させるためと
考えられている。
66
872171
*2016年11月改訂(第2版)
2016年10月作成
カルシウム拮抗剤・ニフェジピン固溶体製剤
劇薬
処方箋医薬品:注意-医師等の処方箋
により使用すること
日本薬局方
貯法:遮光保存、室温保存、気密容器
使用期間:5 年
使用期限:包装に表示の使用期限内
に使用すること
【組成・性状】
名
成 分・含 量
(1g 中)
添
加
色 ・ 剤
セパミットⓇ細粒 1%
ニフェジピン
号
載
始
加
21900AMX01456000
2007 年 12 月
1981 年 9 月
1986 年 6 月
本剤は主にチトクローム P450 3A4(CYP3A4)により代謝され
る。
併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
他の降圧剤
レセルピン
メチルドパ
プラゾシン塩酸
塩等
相互に血圧低下作用
を増強することがあ
る。
患者の状態を注意深
く観察し、過度の血
圧低下が認められた
場合、本剤又は他の
降圧剤を減量若しく
は中止するなど適切
な処置を行う。
薬 理 学 的 な 相 加・
相乗作用によるも
のと考えられてい
る。
β遮断剤
アテノロール
アセブトロール
塩酸塩
プロプラノロー
ル塩酸塩等
相互に作用を増強す
ることがある。
患者の状態を注意深
く観察し、過度の血
圧低下や心不全等の
症状が認められた場
合、本剤又はβ遮断
剤を減量若しくは中
止するなど適切な処
置を行う。
薬 理 学 的 な 相 加・
相乗作用によるも
のと考えられてい
る。
10mg
D-マンニトール、乳糖水和物、ヒドロキシプロ
物 ピルセルロース、ラウリル硫酸ナトリウム、そ
の他 1 成分
形
番
収
開
追
*3. 相互作用
(1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
(2)妊婦(妊娠 20 週未満)又は妊娠している可能性のある婦
人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
(3)心原性ショックの患者[血圧低下により症状が悪化する
おそれがある]
(4)急性心筋梗塞の患者[急激な血行動態の変化により、病
態が悪化するおそれがある]
売
認
価
売
能
SEPAMITⓇ Fine Granules 1%
【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
販
ニフェジピン細粒
承
薬
販
効
黄色細粒
【効能・効果】
本態性高血圧症、腎性高血圧症
狭心症
【用法・用量】
ニフェジピンとして 1 回 10mg を 1 日 3 回経口投与する。症状に応
じ適宜増減する。
ジゴキシン
【使用上の注意】
1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(1)大動脈弁狭窄、僧帽弁狭窄のある患者、肺高血圧のある患者
[血管拡張作用により重篤な血行動態の悪化を招くおそれが
ある]
(2)過度に血圧の低い患者[さらに血圧が低下するおそれがあ
る]
(3)血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧患者[過度に
血圧が低下するおそれがある]
(4)重篤な腎機能障害のある患者[急速な降圧等により腎機能が
悪化するおそれがある]
(5)重篤な肝機能障害のある患者[血中濃度が上昇することがあ
る。また門脈圧が上昇するおそれがある]1)
(6)うっ血性心不全(特に高度の左室収縮機能障害)のある患者
[心不全が悪化するおそれがある]2)
(7)不安定狭心症の患者[急激な血行動態の変化により、症状が
悪化するおそれがある]
(8)高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
2. 重要な基本的注意
(1)カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化し
た症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は
徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また患者に医師の指
示なしに服薬を中止しないように注意すること 3)。
(2)まれに過度の血圧低下を起こし、ショック症状や一過性の意
識障害、脳梗塞があらわれることがあるので、そのような場
合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(3)降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので、高
所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注
意させること。
シメチジン
ジゴキシンの血中濃 機序は完全には解
度が上昇することが 明 さ れ て い な い
ある。
が、ジゴキシンの
ジゴキシン中毒症状 腎及び腎外クリア
(悪心・嘔吐、頭痛、 ランスが減少する
視 覚 異 常、 不 整 脈 ためと考えられて
等)が認められた場 いる。
合、症状に応じジゴ
キシンの用量を調節
又は本剤の投与を中
止するなど適切な処
置を行う。
本剤の血中濃度が上
昇し、作用が増強さ
れることがある。
患者の状態を注意深
く観察し、過度の血
圧低下や頻脈等の症
状が認められた場
合、本剤を減量又は
シメチジンの投与を
中止するなど適切な
処置を行う。
シメチジンが肝血
流 量 を 低 下 さ せ、
本剤の肝ミクロ
ソームでの酵素代
謝を抑制する一方
で、胃酸を低下さ
せ、本剤の吸収を
増加させるためと
考えられている。
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