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資料3-3 外国での新たな措置の報告状況[1.3MB] (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》
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外国での新たな措置の報告状況
(2023年4月1日~2023年7月31日)
No.

医薬品名(一般
名)

89 ボリコナゾール

措置概要

措置国

措置区分※1

欧州PRACは、ボリコナゾールの長期使用患者を対象とし
た安全性監視プログラムとして実施された市販後臨床研究
報告結果に基づき、RMPを改訂した。改訂内容は以下の
通り。
・安全性懸念リストから、肝毒性、QTc延長、視覚イベント、
皮膚がん(非扁平上皮がん(SCC))、自殺関連イベント、妊
欧州連合 その他
娠中の影響、小児での影響、適応外使用を削除し、重要な
特定されたリスクとして光毒性とSCCを残す。
・追加のリスク最小化活動について、PRACは医療従事者
向けの教育資料の削除は支持されたが、光毒性とSCCのリ
スクに対応するための患者用アラートカードの削除は支持
されなかった。

本邦における措
置内容※2

対応不要

ドイツBfArMは、デキサメタゾン製剤の製品情報を改訂し
た。改訂内容は以下のとおり。
・キノロン系薬剤またはフルオロキノロン系薬剤併用時の腱
デキサメタゾンパ
炎及び腱断裂リスク増加について追記された。
90 ルミチン酸エステ
ドイツ
・抗凝固剤(クマリン誘導体)との薬物相互作用に関する記

載が更新され、抗凝固作用が減弱または増強される可能
性があり、併用により抗凝固剤の用量調節が必要になる可
能性がある旨が記載された。

その他

注目

米国内で流通している当該製品の特定ロットにおいて、
バッファー抽出液が細菌汚染されていることが確認された。
バッファー抽出液に直接接触することで健康被害の可能性
があること、また、細菌汚染が検査の性能に影響を与える
SARS-CoV- 可能性があることから、該当ロットの自主回収を行う。 バッ
91 2 ラピッド抗原テ ファー抽出液の細菌汚染は、バッファー抽出液の特定の原 アメリカ
スト
料ロットが原因であると特定され、問題の原料ロットは当該
製品の特定ロットにのみ使用されており、他製品への影響
はないことが確認された。今後の対策として、原料ロットお
よび製造工程における細菌汚染を防止するため、品質管
理試験の強化を行う。

回収

対応不要

欧州添付文書が改訂された。主な改訂内容は以下のとお
エンホルツマブ り。
92 ベドチン(遺伝子 ・Posology and method of administration及びSpecial
欧州連合 その他
組換え)
warnings and precautions for useの項に肺臓炎/間質性肺
疾患が追加された。

対応済

大豆油含有静脈栄養製剤の米国添付文書が改訂された。
主な改訂は以下のとおり。
開始液(1)
・Warnings and Precautionsに以下の追記
維持液(3)
-新生児及び乳児における脂質エマルジョンの急速注入に
維持液(4)
ついて、市販後に呼吸困難、代謝性アシドーシス、死亡な
高カロリー輸液用
どの重篤な副作用が報告されており、一般的に高トリグリセ
総合アミノ酸製剤
リド血症が報告されている旨
93 (6)
アメリカ
-肺水腫又は心不全の患者の体液状態を注意深くモニ
高カロリー輸液用
ターする旨
総合アミノ酸製剤
-体液及び電解質の状態、血清浸透圧、血糖、肝臓及び
(1)
腎臓の機能、血球数 (血小板を含む)、並びに凝固パラメー
総合アミノ酸製剤
ターをモニターする旨
(ソルビトール加)
・Adverse Reactionsに新生児及び乳児における脂質エマ
ルジョン静脈内急速注入による副作用について追記

その他

注目

サウジアラビアSFDAがmycophenolic acidと可逆性後白質
ミコフェノール酸 脳症症候群(PRES)の潜在的なリスクに関する安全性シグ サウジア
94
その他
モフェチル
ナルを発出したことについて、WHO Pharmaceuticals
ラビア
NEWSLETTERにより報告された。

注目

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