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参考資料2 障害者差別解消法福祉事業者向けガイドライン(令和6年3月厚生労働大臣決定) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》
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・常時酸素吸入が必要な方は、携帯用酸素ボンベが必要な場合があることを理解

重症心身障害・その他医療的ケアが必要な者
〔主な特性〕
・自分で体を動かすことが困難な重度の肢体不自由と、年齢に相応した知的発達が
みられない重度の知的障害が重複している場合がある
・ほとんど寝たままで自力では起き上がれない状態が多く、特殊型車椅子を使用
・移動、食事、着替え、洗面、トイレ、入浴などが自力ではできないため、日常の
様々な場面で介助者による援助が必要(紙おむつを使用していることが多い)
・常に医学的管理下でなければ、呼吸することも栄養を摂ることも困難な人もいる
・鼻に留置した管や胃ろう等から医療用ミルクやミキサー食を注入する人がいる
・重度の肢体不自由や重度の知的障害はないが、人工呼吸器を装着するなど医療的
ケアが必要な人もいる
・言葉でのコミュニケーションが困難な人が多い
〔主な対応〕
・人工呼吸器などを装着して大型の車椅子で移動する人もいるため、電車やバス、
エレベーターの乗降時等において、周囲の人が手伝って車椅子を持ち上げたり、
本人又は介助者と対話し、対応可能な配慮を行うなどの配慮が必要
・体温調整がうまくできないことも多いので、急な温度変化を避け、本人又は介助
者と対話し、対応可能な配慮を行う
・医療機器や器具の衛生面での配慮が必要

知的障害
〔主な特性〕
・概ね 18 歳頃までの心身の発達期に現れた知的機能の障害により、生活上の適応
に困難が生じる
・「考えたり、理解したり、読んだり、書いたり、計算したり、話したり」する等
の知的な機能に発達の遅れが生じる

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