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参考資料2 障害者差別解消法福祉事業者向けガイドライン(令和6年3月厚生労働大臣決定) (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》
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■障害特性に応じた具体的対応例(その3)

建物の段差が障壁に(肢体不自由①)
車椅子を使用している身体障害者(1級)Aさんが、外出中、建物に入ろうとすると
大きな段差があり立ち往生してしまいました。
スタッフに協力をお願いしてみると、段差を車椅子で乗り越える手伝いを申し出て
くれました。介助のお陰で、無事に建物に入ることができました。

障害への理解が深まれば(肢体不自由②)
じょく そ う

座骨部に褥 瘡(床ずれ)発生を繰り返している脊髄損傷者Bさん。褥瘡は、長時間座
位を保持していることが原因で発生していました。褥瘡悪化による手術で数ヶ月単位
の入院を繰り返していました。
納期がせまっており長時間作業をしなければならない場面でも、時間調整や褥瘡予
防できる姿勢を確保するため途中で休憩をとることなど周囲の理解と協力を得ること
で、褥瘡の発生をおさえ、入退院を繰り返すことなく生活することが可能になりまし
た。

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