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参考資料2 障害者差別解消法福祉事業者向けガイドライン(令和6年3月厚生労働大臣決定) (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》 |
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■障害特性に応じた具体的対応例(その6)
メモを活用して行き違いを防止(高次脳機能障害)
高次脳機能障害のAさんに、先ほど伝えたことを忘れて勝手な行動をしていると注
意したところ、聞いていなかった、知らないと逆に怒り出してしまいました。Aさん
は普段、難しい言葉を使ったり、以前のことをよく覚えている方なので、高次脳機能
障害の特性を知らない周囲の人は、Aさんはいい加減な人だと腹を立てて、人間関係
が悪化してしまいました。
高次脳機能障害者は受傷前の知識や経験を覚えている場合が多いのですが、直近の
ことを忘れてしまいがちであるという説明を受け、周囲の人は、障害の特性であるこ
とを理解することができました。また、口頭で伝えたことは言った、言わないとトラ
ブルのもとになりやすいので、メモに書いてもらい、双方で確認するようにしたら、
トラブルが起きなくなりました。
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メモを活用して行き違いを防止(高次脳機能障害)
高次脳機能障害のAさんに、先ほど伝えたことを忘れて勝手な行動をしていると注
意したところ、聞いていなかった、知らないと逆に怒り出してしまいました。Aさん
は普段、難しい言葉を使ったり、以前のことをよく覚えている方なので、高次脳機能
障害の特性を知らない周囲の人は、Aさんはいい加減な人だと腹を立てて、人間関係
が悪化してしまいました。
高次脳機能障害者は受傷前の知識や経験を覚えている場合が多いのですが、直近の
ことを忘れてしまいがちであるという説明を受け、周囲の人は、障害の特性であるこ
とを理解することができました。また、口頭で伝えたことは言った、言わないとトラ
ブルのもとになりやすいので、メモに書いてもらい、双方で確認するようにしたら、
トラブルが起きなくなりました。
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