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参考資料2 障害者差別解消法福祉事業者向けガイドライン(令和6年3月厚生労働大臣決定) (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》
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・肯定的、具体的、視覚的な伝え方の工夫(「○○をしましょう」といったシンプル
な伝え方、その人の興味関心に沿った内容や図・イラストなどを使って説明するな
ど)
・スモールステップによる支援(手順を示す、モデルを見せる、体験練習をする、新
しく挑戦する部分は少しずつにするなど)
・感覚過敏がある場合は、音や肌触り、室温など感覚面の調整を行う(イヤーマフを
活用する、大声で説明せずホワイトボードで内容を伝える、人とぶつからないよう
に居場所を衝立などで区切る、クーラー等の設備のある部屋を利用できるように配
慮するなど)

○学習障害(限局性学習障害)
〔主な特性〕

「話す」
「理解」は普通にできるのに、
「読む」
「書く」
「計算する」ことが、努力して
いるのに極端に苦手
〔主な対応〕
・本人をよく知る専門家や家族にサポートのコツを聞く
・得意な部分を積極的に使って情報を理解し、表現できるようにする(ICT を活用す
る際は、文字を大きくしたり行間を空けたりするなど、読みやすくなるように工夫
する)
・苦手な部分について、課題の量・質を適切に加減する、柔軟な評価をする

○注意欠陥多動性障害(注意欠如・多動性障害)
〔主な特性〕
・年齢に比べて、落ち着きがない、待てない(多動性・衝動性)、注意が持続しにく
い、作業にミスが多い(不注意)といった特性がある
・多動性・衝動性と不注意の両方が認められる場合も、いずれか一方が認められる場
合もある
・また、いろいろなことに関心を持ったりエネルギッシュに仕事等に取り組まれたり
する方もいる

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