別添２
自家用車活用事業等のモニタリング結果の検証
令和６年12月25日
内
閣
府
（１） アンケート調査
① 生活者
生活者については、団体規模（自治体規模）にかかわらず、６～７人に１人の
割合で３か月以内に移動に困った経験があると回答。団体規模別にみると、小
規模団体ほど、困った経験がある人のうち、その回数が多い人の割合が多くな
っている。また、３か月前と比べ、移動の足不足に関する状況は特に変わって
いないと回答している人は約８割存在している。足不足が改善した場合に、こ
れまで以上にやりたいこと/やってみたいことがあると回答した者は約８割存在
している。
② 旅行者
旅行者については、４～５人に１人の割合で旅行時に移動に困った経験が
あると回答。また、タクシーを手配しようとした人のうち、約７割が何らか手配に
困った経験があると回答している。今後、スマホ等で簡単に手配できる移動サ
ービスが新たに提供された場合、旅先での移動のしやすさが改善されると思う
者の割合は約５割存在している。
③ ホテル・旅館
ホテル・旅館については、利用客からのタクシー手配依頼に対して、タクシー
の確保に困難を生じたことがあるとの回答が約８割５分であり、困難が生じる頻
度についても、10回のうち１～２回以上と答える者の割合は約８割５分存在して
いる。タクシー手配のしやすさは、昨年と比べ悪化と回答した者が約５割存在し
ている。
④ 飲食店
飲食店については、利用客からのタクシー手配依頼に対して、タクシーの確
保に困難を生じたことがあるとの回答が約７割であり、困難が生じる頻度につい
ても、10回のうち１～２回以上と答える者の割合は約９割存在している。タクシー
手配のしやすさは、昨年と比べ悪化と回答した者が約４割存在している。
（２） 関係者ヒアリング
ホテル・旅館については、交通事情の改善がみられず、周遊観光やインバウ
ンド客受入れに支障が生ずるほか、公共交通機関の利用のみでは不便な施設
については移動の足不足は死活問題との指摘もあった。飲食店については、来
店客への利便性が損なわれるともに来店客の大幅な減少につながるほか、帰路
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