資料1-2-3-5 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (59 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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告症例(厚生労働省受付番号:v2110034069)である。
2022/03/17 医師より追加情報を入手した。
アナフィラキシー反応は企業により重篤と判断された。
2021/04/06
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。
2021/04/27
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。
日付不明
接種前の体温:36.3℃。
2022/02/15
21873
14:13 本剤 3 回目接種。右肩に筋注。
アナフィラキシー
反応
14:43 アナフィラキシー反応が発現。嘔気を訴え、唾液を吐きつつ、え
づいた。頚部、体幹に蕁麻疹、頚部、前胸部にかゆみ、発赤が出現。血
圧 142/102 mmHg、体温 36.3℃、意識低下を認めた。生理食塩水 500 mL
でルート確保。かゆみ抑制のため、抗ヒスタミン剤のポララミン 5 mg+
生理食塩水 100 mL を側管より投与。
14:55 乾性咳嗽が発現し、連続した。喘鳴聴取なし。Sp02 低下なし。
咳嗽発作抑制のため、ステロイド剤のプレドニゾロン注 20 mg+生理食塩
水 100 mL を側管より投与、気管支拡張剤のムコフィリン 2 mL・メプチ
ン 0.5 mL 吸入を施行。
15:22 咳嗽、嘔気軽減。
16:05 顔色回復。だいぶ楽になったと発言あり。状態回復と判断し、帰
宅許可。経過を通じ、血圧低下や Sp02 低下を認めなかった。
2022/02/16 前日 14:30 頃より朝までの記憶なし。
2022/02/17 昼食まで嘔吐、嘔気のため摂食困難。経過より、ブライト
ン分類に基づきアナフィラキシー(レベル 3)と診断。
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