資料1-2-3-5 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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アナフィラキシーを発現した患者は、コミナティの 2 回目接種を受けた
患者であった。
1 回目ワクチン接種に他の COVID-19 ワクチンを受けた人が 2 回目のワク
チン接種にコミナティを接種したと言われた。
15:30、2 回目のワクチン接種 1 時間後に(報告の通り)、患者はアナフ
ィラキシーを発現した。頸部から胸部にかけての発疹、紅潮、発熱、動
悸、呼吸苦、腹痛を認めた。ショックには至らなかった(報告の通
り)。
報告医師は、事象を重篤(入院/入院期間の延長、入院期間 4 日、報告の
通り)と分類し、事象を BNT162b2 と関連ありと評価した。他要因(他の
疾患等)の可能性はなかった。
事象は新たな薬剤/その他の治療/処置の開始を必要とし、詳細は抗アレ
ルギー剤、ステロイド投与であった。
事象の経過は以下の通り:
ワクチン接種およそ 30 分後より、頻脈、呼吸苦、軽度の喘鳴、皮フ紅
潮、Itching など出現した。
ステロイド、抗アレルギー剤点滴投与するも、ある程度軽快はしたが、
完全に消失せず、残存したため入院加療した。
前回のモデルナ製ワクチン接種直後および数時間後にもアナフィラキシ
ーが見られたため、今回も同様の現象を生じる可能性を考慮し、同日
(2021/10/18)、観察入院したと報告された。
2021/10/22(ワクチン接種の 4 日後)、退院した。
アナフィラキシーの分類評価(ブライトン分類)は以下の通り:
Major 基準:
皮膚/粘膜症状は、全身性蕁麻疹もしくは全身性紅斑、発疹を伴う全身性
掻痒感を含んだ。
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