参考資料1-7 浜口班の議論における参考資料(令和3年10月25日開催)(令和3年度第6回安全技術調査会参考資料1-2) (72 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27504.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和4年度第2回 8/23)《厚生労働省》 |
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6.2
本申請において、臨床薬理試験は実施されていない。
臨床的有効性及び臨床的安全性に関する資料並びに機構における審査の概略
有効性及び安全性に関する評価資料として、表 15 に示す国内 1 試験の成績及び海外 4 試験の併合解析
の結果が提出された。なお、併合解析に含まれた試験の概略は 7.R.1.1 項表 28 のとおりである。
実施地域
(実施国)
国内
海外
表 15
対象
臨床試験(評価資料)の概略
無作為化例数 a)
試験名
相
D8111C00002
Ⅰ/Ⅱ
18 歳以上
健康人
本剤群:192 例
プラセボ群:64 例
COV001 試験、
COV002 試験、
COV003 試験及び
COV005 試験の
併合解析
-
18 歳以上
本剤 1 回接種群:1834 例
本剤 2 回接種群:11977 例
髄膜炎菌ワクチン 1 回接種
群:1762 例
髄膜炎菌ワクチン 2 回又は髄
膜炎菌ワクチン+プラセボ接
種群:10200 例
用法・用量
試験の目的
本剤(5×1010 vp)又は生理
食塩水を 4 週間の間隔をお
いて 2 回筋肉内に接種
7.1.2、7.1.3、7.2.1 及び 7.3.1
項参照
安全性、忍容
性、免疫原性
有効性、安全
性、免疫原性
髄膜炎菌ワクチン:4 価髄膜炎菌結合型ワクチン
a) 海外併合解析については接種例数を記載した。
各試験において使用された本剤の製剤及び用量レベルを 11.1 項表 55 に示す。各試験で併合解析の対象
とされた接種群の被験者は、本剤(2~5×1010 vp)又は対照薬(髄膜炎菌ワクチン又は生理食塩水)のい
ずれかの 1 回接種群又は 2 回接種群に無作為に割り付けられた。併合解析では、本剤 5×1010 vp 又はそ
れと同等用量を標準用量(SD)として、2×1010 vp、2.2×1010 vp 又は 2.5×1010 vp を低用量(LD)とし
て取り扱った。
7.1
7.1.1
第Ⅰ/Ⅱ相試験
国内第Ⅰ/Ⅱ相試験(CTD 5.3.5.1.1:D8111C00002 試験、実施期間 2020 年 8 月~実施中、データ
ロック日:20
年
月
日(主要解析)、20
年
月
日(追加解析)
)
18 歳以上の日本人健康人(目標被験者数 256 例:本剤群 192 例、プラセボ群 64 例)を対象に、本剤の
安全性、忍容性及び免疫原性を検討することを目的とした無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較
試験が国内 5 施設で実施中である。なお、すべての被験者について初回接種後 56 日の来院完了時点で
データカットオフした。
用法・用量は、治験薬(本剤 5×1010 vp 又は生理食塩水)を、4 週間隔で 2 回(2 回目接種時点の許容
期間は±2 日)、筋肉内接種することとされた。本試験には、年齢の異なる 2 つのコホート(コホート C
(18~55 歳)
、コホート D(56 歳以上))が設定され、コホート D には、2 つのサブコホート(サブコホー
ト D1(56~69 歳)、サブコホート D2(70 歳以上))が設定された。被験者は、各コホートにおいて、本
剤群とプラセボ群に 3:1 の比率で割り付けられた。なお、コホート D では割付時に年齢(D1 又は D2)が
層として考慮された。
無作為化された 256 例全例に少なくとも 1 回治験薬が接種され、全例(コホート C(計 128 例、本剤群
96 例、プラセボ群 32 例、以下同順)
、コホート D(計 128 例、96 例、32 例、うちサブコホート D1(計
86 例、65 例、21 例)、サブコホート D2(計 42 例、31 例、11 例)))が Total Vaccinated Analysis Set(TVS)
とされ、安全性の解析対象集団とされた。そのうち、本試験の一時中断(後述)前に組み入れられ、治験
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バキスゼブリア筋注_アストラゼネカ株式会社_特例承認に係る報告書
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