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資料5-3 外国での新たな措置の報告状況 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》
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外国での新たな措置の報告状況
(2022年4月1日~2022年7月31日)
No.

医薬品名(一般
名)

措置概要

措置国

【第1報】
トレプロスチニル吸入液剤の米国添付文書が改訂された。
改訂内容は、以下のとおり。
WARNINGS AND PRECAUTIONSの項に、気管支痙攣が
追加され、気管支痙攣のリスクが高い患者(喘息、慢性閉
140 トレプロスチニル 塞性肺疾患、その他の気管支反応性亢進のある患者)で アメリカ
は、本剤による治療前と治療中に、反応性気道疾患に対し
て最適な治療が必要な旨が追記された。

措置区分※1

本邦における措
置内容※2

その他

注目

その他

注目

その他

対応中

情報提供

注目

【第2報】
入力項目の軽微な変更であり、措置内容に変更なし。
【第1報、第2報】
英国において、サル痘に関する供血条件が新たに追加さ
れた。主な内容は以下のとおり。
〇感染者
供血者がサル痘ウイルス感染(確定診断又は疑い)から回
復し、以下の全てに該当する場合、供血可能とする。
・サル痘の診断を受けてから、少なくとも28日が経過してい

・回復してから少なくとも14日が経過しており、良好な状態
が継続している
・全ての皮膚病変が治癒してから、少なくとも14日が経過し
ている
・いずれの抗ウイルス治療又は抗菌治療が完了してから7
日を超える期間が経過している
・全ての追跡調査(公衆衛生サーベイランスも含む)が完了
している
〇濃厚接触者
公衆衛生機関により、サル痘感染者の濃厚接触者と特定さ
れた供血者がサル痘ウイルス感染者と接触してから21日を
イギリス
超える期間が経過しており、以下の全てに該当する場合、
供血可能とする。
・供血者がサル痘の症状を一切呈していない
・供血者のいずれの隔離期間も終了している
・全ての追跡調査(公衆衛生サーベイランスも含む)が完了
している
〇第三世代天然痘ワクチン接種者
上記の条件を満たしていれば供血受入れ可能とする。

人全血液
人全血液(放射
線照射)
人赤血球液
人赤血球液(放
射線照射)
新鮮凍結人血漿
洗浄人赤血球液
洗浄人赤血球液
(放射線照射)
解凍人赤血球液
解凍人赤血球液
141
(放射線照射)
合成血
合成血(放射線
照射)
人血小板濃厚液
人血小板濃厚液
(放射線照射)
人血小板濃厚液
HLA
人血小板濃厚液 また、供血後のサル痘発症例への対応として以下の内容
HLA(放射線照 が追加された。
射)
・サル痘の潜伏期間:21日間
・供血後21日以内にサル痘ウイルス感染症を発症した供血
者の血液及び血液成分は、全て廃棄すること
・供血者が供血前21日以内にサル痘感染者と接触したこと
を供血後に申告した場合、かかる供血血液を出庫保留と
し、公衆衛生機関に助言を求めてリスクを判定すること
・上述に該当する製剤が輸血された場合、公衆衛生機関
への報告については、各地域の規定手順に従うこと

CCDSが改訂された。主な改訂内容は以下のとおり。
・Special Warnings and Special Precautions for Useの血栓
アナグレリド塩酸
142
塞栓症の項に、投与中止又は減量時の血栓症等に関する アメリカ
塩水和物
注意喚起が追記された。
・Undesirable Effectsの項に、脳梗塞が追記された。

エリスロマイシン
143
ステアリン酸塩

仏ANSMのウェブサイトにcitalopramとエスシタロプラムに関
する医療従事者向け情報が掲載されている。QT延長を誘
フランス
発することが知られている医薬品との併用は禁忌であるとし
て、その例としてエリスロマイシンが挙げられている。

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