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資料5-3 外国での新たな措置の報告状況 (53 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》 |
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外国での新たな措置の報告状況
(2022年4月1日~2022年7月31日)
措置区分※1
本邦における措
置内容※2
該当品の特定のロットに対し、バイアル間差、精度管理に
おける管理幅逸脱、あるいは結果(時間)の長期化といった
問題が2021年9月に報告され、これまで海外製造元で調査
が行われていた。しかしながら調査によって原因の特定に
至らなかったため、予防処置として問題のないロットも含め
て現行の手順で作製された該当品全ての提供を中止する
ことを決定した。原因究明ができるまでの間、液状試薬であ
る該当品に代わり、同等の性能である凍結乾燥試薬の製 アメリカ
品を代替品として一時的に提供することを決定した。
全使用者に該当品提供中止および代替品への切り替えを
今後計画的に行う案内を通知する。 また、使用者が円滑に
代替品への切り替えを実施できるよう、期間を定めて該当
品を販売し、各施設で実施される代替品の切り替えに必要
な比較検証を該当品の販売終了4か月後を目途に完了す
るよう顧客に案内する。
情報提供
対応中
従来本品の添付文書中では使用上の注意事項として、「2
~8℃保存 3ヶ月 (オリジナルバイアルで)」と案内してい
たが、製造元に本品の精度管理中に「ベースライン平均が
高すぎる」という事象が発生する旨の報告が寄せられ、分
フォン・ウィルブラ 析した結果、開封後3ヶ月間2~8℃で保管した本品にて当
295
アメリカ
ンド因子キット
該事象の再現が確認された。一方、開封から間もない本品
では当該事象は確認されなかった。全使用者に該当品開
封後に2-8℃で保管しないよう案内を通知する。 また、一旦
ラベルから開封後のオリジナルバイアルにおける安定性に
関する情報を削除する。
情報提供
対応中
当該製品の一部である検体処理システムに用いられている
シリコンオイル残量が少ない場合、偽陽性の結果を得る可
SARSコロナウイ 能性が生じることが判明した。そのため、製造元は当該事
296
イギリス
ルス核酸キット
象の発生リスク低減策として、当該システムについて必須の
アップグレードを行ってシリコンオイル残量の監視機能を付
加することを決定したことから、顧客に事前通知を行う。
情報提供
対応不要
【第1報】【第2報】
当該製品の構成製品において、従来各バイアルラベルに
は日本語で各試薬名称が表記されていたが、今回報告対
象となったロットから日本語表記は削除され、代わりに外部
クラスIII血液検査
の包装表示と照合することで識別可能とするよう、略号が表
用シリーズ
297
示される変更が適用されていた。しかしながら、バイアルラ アメリカ
アルファ2-アンチ
ベル作成の際のエラーにより、特定のロットにおいて誤った
プラスミンキット
略号が表示されていたことが判明した。英語による試薬名
表示は適切であるため、各国で法規制上必要と判断された
場合、使用者にバイアルラベルに誤記がある旨を案内す
る。
情報提供
対応不要
海外製造元は市販後調査の結果、特定ロットの0.07
ng/mL以下の99パーセンタイルのリチウムヘパリン血漿検
体において、正のバイアスを示すことを確認した。正常で健
常な人から採取した、基準範囲内または99パーセンタイル
0.07 ng/mL未満の血清検体は本事象の影響を受けない。
海外製造元では、該当ロットを血漿検体には使用せず、血 欧州連合 情報提供
清検体の測定のみに使用するよう案内する。事象の根本原
因は現在調査中であるが、海外製造元では、根本原因が
特定されて是正措置が実施されるまでの間、全ての新しい
ロットについて患者検体の血清・血漿のペアを用いたリリー
ス前試験を実施する。
対応不要
No.
294
医薬品名(一般
名)
措置概要
プロトロンビン時
間キット
298 トロポニンキット
措置国
【第1報】【第2報】
本品の測定に用いる解析ソフトウェアのアップデートについ
SARSコロナウイ
299
ての情報提供を実施した。このアップデートは製品使用者 フランス
ルス核酸キット
のフィードバックをもとに継続的改善の一環として行われた
ものである。
53
情報提供
対応不要
(2022年4月1日~2022年7月31日)
措置区分※1
本邦における措
置内容※2
該当品の特定のロットに対し、バイアル間差、精度管理に
おける管理幅逸脱、あるいは結果(時間)の長期化といった
問題が2021年9月に報告され、これまで海外製造元で調査
が行われていた。しかしながら調査によって原因の特定に
至らなかったため、予防処置として問題のないロットも含め
て現行の手順で作製された該当品全ての提供を中止する
ことを決定した。原因究明ができるまでの間、液状試薬であ
る該当品に代わり、同等の性能である凍結乾燥試薬の製 アメリカ
品を代替品として一時的に提供することを決定した。
全使用者に該当品提供中止および代替品への切り替えを
今後計画的に行う案内を通知する。 また、使用者が円滑に
代替品への切り替えを実施できるよう、期間を定めて該当
品を販売し、各施設で実施される代替品の切り替えに必要
な比較検証を該当品の販売終了4か月後を目途に完了す
るよう顧客に案内する。
情報提供
対応中
従来本品の添付文書中では使用上の注意事項として、「2
~8℃保存 3ヶ月 (オリジナルバイアルで)」と案内してい
たが、製造元に本品の精度管理中に「ベースライン平均が
高すぎる」という事象が発生する旨の報告が寄せられ、分
フォン・ウィルブラ 析した結果、開封後3ヶ月間2~8℃で保管した本品にて当
295
アメリカ
ンド因子キット
該事象の再現が確認された。一方、開封から間もない本品
では当該事象は確認されなかった。全使用者に該当品開
封後に2-8℃で保管しないよう案内を通知する。 また、一旦
ラベルから開封後のオリジナルバイアルにおける安定性に
関する情報を削除する。
情報提供
対応中
当該製品の一部である検体処理システムに用いられている
シリコンオイル残量が少ない場合、偽陽性の結果を得る可
SARSコロナウイ 能性が生じることが判明した。そのため、製造元は当該事
296
イギリス
ルス核酸キット
象の発生リスク低減策として、当該システムについて必須の
アップグレードを行ってシリコンオイル残量の監視機能を付
加することを決定したことから、顧客に事前通知を行う。
情報提供
対応不要
【第1報】【第2報】
当該製品の構成製品において、従来各バイアルラベルに
は日本語で各試薬名称が表記されていたが、今回報告対
象となったロットから日本語表記は削除され、代わりに外部
クラスIII血液検査
の包装表示と照合することで識別可能とするよう、略号が表
用シリーズ
297
示される変更が適用されていた。しかしながら、バイアルラ アメリカ
アルファ2-アンチ
ベル作成の際のエラーにより、特定のロットにおいて誤った
プラスミンキット
略号が表示されていたことが判明した。英語による試薬名
表示は適切であるため、各国で法規制上必要と判断された
場合、使用者にバイアルラベルに誤記がある旨を案内す
る。
情報提供
対応不要
海外製造元は市販後調査の結果、特定ロットの0.07
ng/mL以下の99パーセンタイルのリチウムヘパリン血漿検
体において、正のバイアスを示すことを確認した。正常で健
常な人から採取した、基準範囲内または99パーセンタイル
0.07 ng/mL未満の血清検体は本事象の影響を受けない。
海外製造元では、該当ロットを血漿検体には使用せず、血 欧州連合 情報提供
清検体の測定のみに使用するよう案内する。事象の根本原
因は現在調査中であるが、海外製造元では、根本原因が
特定されて是正措置が実施されるまでの間、全ての新しい
ロットについて患者検体の血清・血漿のペアを用いたリリー
ス前試験を実施する。
対応不要
No.
294
医薬品名(一般
名)
措置概要
プロトロンビン時
間キット
298 トロポニンキット
措置国
【第1報】【第2報】
本品の測定に用いる解析ソフトウェアのアップデートについ
SARSコロナウイ
299
ての情報提供を実施した。このアップデートは製品使用者 フランス
ルス核酸キット
のフィードバックをもとに継続的改善の一環として行われた
ものである。
53
情報提供
対応不要