よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5-3 外国での新たな措置の報告状況 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

外国での新たな措置の報告状況
(2022年4月1日~2022年7月31日)
No.

医薬品名(一般
名)

措置概要

措置国

措置区分※1

本邦における措
置内容※2

208 モルヌピラビル

ニュージーランドMedsafeのウェブサイトに医療専門家向け
レターが掲載されている。主な内容は以下のとおり。
・妊娠中のモルヌピラビルの使用は推奨されていない。
・性交経験のある妊娠する可能性のある女性への治療を開
始する前に、妊娠検査の要否を検討すべきである。
・動物データに基づくと、モルヌピラビルは妊婦に投与され
た際に、胎児に害を及ぼす可能性がある。先天性欠損、流
産、母体や胎児への有害な転帰のリスクを評価するため
の、妊婦におけるモルヌピラビルの使用に関するデータは ニュー
ない。
ジーラン 情報提供
・モルヌピラビル又はモルヌピラビルの代謝物のいずれか ド
が母乳に移行するのか、母乳生産に影響を与えるのか、母
乳で育てられている乳児に影響を与えるのかは、不明であ
る。
・乳児に対する副作用の可能性に基づき、モルヌピラビル
服用後4日間は授乳は推奨されない。
・生殖能を有する女性は治療期間中及び服用後4日間、男
性は治療期間中及び服用後3ヵ月間、避妊するようアドバイ
スすること。

対応済

グリセリン
複方ヨード・グリセ
209 リン
センノシド
センナ・センナ実

ニュージーランドMedsafeは、刺激性下剤(腸管洗浄剤を除
く。)の包装に以下の旨を追記するよう勧告した。
ニュー
・減量効果は無い旨
ジーラン その他
・過量投与は有害である旨

・便秘の症状が続く場合は医師の診断を受ける必要がある


注目

210 プレガバリン

仏ANSMは妊婦へのプレガバリンの投与は奇形のリスクが
約1.5倍になると考えられるとの結果が得られているため、
添付文書の先天性奇形のリスク情報が更新されたことを情
報提供するとともに、妊婦への投与に関する注意喚起は以
フランス
下のようになっている旨を再度情報提供した。
・どうしても必要な場合を除いて、妊娠中はプレガバリンを
使用しないこと。治療にあたり催奇形性リスクを患者に説明
し、適切な避妊が行われるべきであること。

その他

注目

その他

注目

WHOの専門家委員会は妊婦及び妊娠可能な女性へのバ
ルプロ酸の投与は、先天性奇形のリスクのため、使用を避
バルプロ酸ナトリ けるべきであることを注意喚起する必要があると判断した。
211
スイス
ウム
WHO専門家委員会は引き続きバルプロ酸及び他の抗てん
かん薬の妊婦への使用について評価を行っていくことも述
べられている。

35