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「令和5年度 地域枠入学制度と地域医療支援センターの実情に関する調査報告」報告書 (69 ページ)

公開元URL https://ajmc.jp/news/2024/06/17/5741/
出典情報 「令和5年度 地域枠入学制度と地域医療支援センターの実情に関する調査報告」報告書(6/17)《全国医学部長病院長会議》
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集計A02

2024/3/18

Q3-2.奨学金を支給する(編入学含む)場合で、地域勤務を返済免除要件とした奨学金を返済し、
既定の義務履行を行わなかった地域枠出身者はいますか。
(A区分)

(%)は回答校に対する割合

国立

全国
1 いる
2 いない

公立

私立

中大都市

小都市

8

24

36

32

回答校

68

(%)

36

(校)

54

79.4

31

86.1

6

75.0

17

70.8

26

72.2

28

87.5

14

20.6

5

13.9

2

25.0

7

29.2

10

27.8

4

12.5

「1.いる」場合
実施、又は実施予定の具体的な対策や改善点など

「1.いる」場合
実施、又は実施予定の具体的な対策や改善点など
◆現状として、効果的な対策は見出せていない。
◆在学中に地域医療重要性の理解と地域枠奨学者としての自覚を促す方策を検討中。
◆面談等を通して研修の進捗状況の確認やキャリアに関する相談に応じることでキャリアパスの不安を解消し、対象
医師の地域枠離脱を防止する。
◆離脱した者は、県、大学ともにやむを得ない理由であると判断したものであるが、入学時から繰り返し進路に関す
る説明会等を実施し、義務履行について説明していく
◆義務を履行しなかった場合、専門医が不認定になる点を強調し説得する。
◆離脱の相談があった場合、教員と県担当者それぞれによる面談を複数回実施、離脱の理由をヒアリングするととも
に、翻意を促す努力をしている
◆卒前・卒後を通じて、個別面談・説明会、情報交換会、合同フォーラム等を複数回行い、地域医療枠学生・卒業生
との連携を密にしている。また、地域医療枠卒後医師が実際に勤務している病院・診療科宛に制度等について周知
を行うとともに、県内病院事務担当者に現況を確認することで、早めのフォローアップができるように対策してい
る。
◆在学中に奨学生を対象とした説明会や懇談会を開催し、キャリアプラン等を示している
◆在学中に同じ県の1年生から6年生の地域枠学生で構成しているグループによる担任制を敷き、定期的なケアを行っ
ている。
◆在学中に地域枠学生の自覚をもてるよう、全学年対象の地域枠交流会を実施し、キャリア形成等について理解を深
めるほか、6年次に対象都道府県での実習を推奨している
◆自治体と定期的に意見交換会を実施している。
◆離脱前に学部長及び学生部長による面談
◆県と大学の担当者とで面談を行い、慰留に努める。また、指定診療科以外を選択する場合も県内医療機関に勤務す
るよう説明及び指導する。
◆必要に応じて、地域枠担当教員による面談を実施。
◆慰留のための面談を実施している
◆その理由等を確認し、募集時の説明・制度理解に繋げる。
◆離脱濃厚者に対して事前に個別面談を行っている。
◆面談や、県内での卒後のキャリアパスについての説明を行っている。
◆在学中等に面談・ガイダンス等で指導している。
◆県の担当者と医学部長、附属病院長等との共催の形で個別面談を実施し、従事の義務を確認している。
◆定期的な進路相談や助言、地域医療実習の実施等のキャリア形成支援を行っている。尚、現在まで奨学金の返還に
至った者は、全員健康上の理由または研究者への進路のための返還であり、奨学金返還後、医師として勤務してい
る者はいない。
◆該当の地域枠奨学生には貸与した奨学金を返還してもらった。
◆個人面談、出願時の意思確認、出身校への説明会、離脱者のあった高校への指導
◆過去に発生したことがあったが、現在は、奨学金及び従事要件について十分に説明を行い、地域枠学生が意義を理
解しているため、発生していない。
◆本人のワークライフバランスの両立や、医業への関心の低下があり奨学金返済に至った。教員が面談を繰り返し、
支援方法を対象者とともに模索したが義務履行継続に至らなかった。
◆推奨診療科以外を希望し、高度専門病院などでの従事を希望した者や、結婚を機に海外移住する者等がいます。制
度の意義と履行の必要を再三にわたり説明するよう取り組んでいます。
◆キャリア形成に関する頻回の面談を実施している。推奨診療科以外を専攻する意思を断念させることは難しい。
◆在学時からの面談等のフォローを充実する
◆辞職する前に面談を設けている。年1回、本人から回答する形で在籍確認を行うことを検討中。
◆遠方の相手との結婚のため同意ある離脱となったケースが1人いる。義務履行に対して柔軟な提案を提案したが、
義務継続に至らなかった。結婚後のキャリアに配慮した柔軟な対応を今後も継続する予定である。
◆県担当者による対象者の継続フォロー
◆選択できる診療科が限定されているが、選択できる診療科を拡充している。在学生の時期から、本枠について繰り

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