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「令和5年度 地域枠入学制度と地域医療支援センターの実情に関する調査報告」報告書 (92 ページ)

公開元URL https://ajmc.jp/news/2024/06/17/5741/
出典情報 「令和5年度 地域枠入学制度と地域医療支援センターの実情に関する調査報告」報告書(6/17)《全国医学部長病院長会議》
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4.奨学金を支給しない編入学地域枠

Q9.地域枠出身者が義務年限を終了した後も、地域に残ってもらうために実施・検討している特色ある取り組みや工夫
1.奨学金を支給する地域枠
1.奨学金を支給する地域枠
2.奨学金を支給しない地域枠
◆
各診療科のキャリアに配慮した配置調整の仕組み
◆地域枠であっても支障なく専門医と学位を取得したのち、後輩の指導、教育を第一線で担当してもらい、キャリア
形成のロールモデルの自覚をもってもらう。
3.奨学金を支給する編入学地域枠
◆検討中(従事期間終了者がいないため)
◆大きな問題だと考えている。地域医療機関と大学との交流を維持し、地域医療機関に「取り残された」という感じ
4.奨学金を支給しない編入学地域枠
を持たないように注意していきたい。
◆義務年限内に個別面談を実施している。
◆検討中です。
◆地域枠出身者によるホームページにおける広報とセミナーによる交流会の実施
◆赴任先の病院および地域機関に、取り組みをお願いしている。
◆OB・OG会の設置検討
◆義務終了後に、地域医師制度など引き続き県職員として身分を保障する制度を設け、県内公的病院で継続的に勤務
できる環境を整備している。
◆1.メンター制度(R5~)
 義務年限終了後の地域枠医師がメンターとなり、メンティ(義務年限内の地域枠医師)の職務上の助言等の支援
を行う。
2.地域医療支援ドクター制度(R6~)
 義務年限を終了した地域枠医師を対象とし、地域医療の維持及び若手医師への指導の充実等を図るため、地域医
療支援センター長が指定する地域の公的病院で一定期間勤務した場合、国内外留学に係る費用を補助する。
◆魅力ある地域作り 指導医クラスの支援 指導医間のネットワーク作り
◆地域枠卒業医師が希望する場合は、義務終了後に雇用を希望する施設との橋渡しをする予定である。
◆義務年限中は各科教授を教育責任者としており、終了後も継続してキャリアサポートを実施
◆本県においては、現状として専門医取得や学位取得を妨げるような義務(へき地への赴任の義務等)を課していな
いため、今後も県と大学との関係を密にし、そのような仕組みが継続できるような取り組みを続ける。
◆義務年限の終了に際に、地域枠医師に対して知事感謝状を贈呈。長年の地域医療貢献の功績を称えるとともに、引
き続き地域医療への協力を要請。
◆大学講座への入局を推奨している。
◆基本的に地域枠医師制度を継続するので、義務終了後は地域に残る必要はない。

2.奨学金を支給しない地域枠
◆卒業後の地域医療プログラム発表会を実施している。
(令和5年5月8日より、新型コロナの感染症法上の位置づけは、
「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行したが、今のところ交流会については開催できて
いない。)

3.奨学金を支給する編入学地域枠
◆魅力ある地域作り

指導医クラスの支援

指導医間のネットワーク作り

集計B

2024/3/19

Q10.都道府県によるキャリア形成卒前支援プランの運用状況を教えて下さい。
全国

国立

公立

私立

中大都市

小都市

回答校

70

37

8

25

37

33

(校)

49

30

7

12

22

27

2 都道府県と調整中である

12

5

1

6

9

3

3 学内で検討中である

2

0

0

2

2

0

4 検討していない

7

2

0

5

4

3

1 運用している

(31)