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「令和5年度 地域枠入学制度と地域医療支援センターの実情に関する調査報告」報告書 (85 ページ)

公開元URL https://ajmc.jp/news/2024/06/17/5741/
出典情報 「令和5年度 地域枠入学制度と地域医療支援センターの実情に関する調査報告」報告書(6/17)《全国医学部長病院長会議》
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集計B

2024/3/19

Q5-4-1.地域枠制度により学位取得が困難となっていると思いますか。
全国

国立

公立

私立

中大都市

小都市

回答校

52

34

7

11

24

28

(校)

13

9

1

3

8

5

39

25

6

8

16

23

1 はい
2 いいえ
【学位取得が困難となっている具体的な理由】

【学位取得が困難となっている具体的な理由】
◆初期臨床研修後の義務履行期間7年間のうち、3年間を限度に大学所属を認めている。この期間を4年間の大学院在
学に充てることが可能であるが、1年間足りないため、また専門医取得等のため上記3年間を消費する場合もあるた
め、学位取得のための自由度は下がると思われる。
◆大学院進学のための義務履行の猶予を行っていないため
◆専門医取得が優先される傾向にあるため、キャリア選択の柔軟性に支障を来している
◆従事要件により勤務地が限定されることで、大学院での研究との両立が困難になる。
◆当県のキャリア形成プログラムでは義務猶予期間が3年である一方、大学院は通常4年必要であることから、義務履
行の期間内は大学院に進学することは困難である。
◆卒後5年目もしくは6年目以降に社会人大学院に進学する場合、都道府県より勤務先を指定される期間と重なり、指
定される医療機関によっては通勤・通学距離の関係で学位取得に支障が出るケースがある。診療科によっては人員
構成等の関係で大学院進学が難しい場合があり、そのような診療科を選択した場合は、猶予期間との兼ね合いで大
学院進学を躊躇するパターンがある。
◆僻地(医師不足地域等)での勤務と大学院での学修の両立が困難
◆県内のへき地医療拠点病院等に配置されるため、大学院を標準修了年度で修了することが難しく、長期履修制度を
活用した学位取得となるため。
◆義務履行と学位取得のための両方の時間確保が難しいため
◆義務年限期間内で、かつ勤務が義務となっている医療機関が専門医プログラム登録されていない医療機関である場
合や、指導体制がない医療機関の場合は、プログラムを中断せざるをえないことや、望む時期に研修に専念できな
いことがあるため、支障がないとは言えない。
◆地域義務期間の履行のため、大学院入学が遅れているケースがみられる。
◆本学の修学資金制度の特性上、義務猶予期間の設定が難しいため、勤務しながらの学位取得となるが、義務履行中
の勤務先病院が大学から遠方になるため単位取得が困難。

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