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【参考資料1-7】安全管理GL第6.0版_Q&A(案) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32083.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第16回 3/23)《厚生労働省》
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では看護師が正しく準備し、⑤注射を実施する、となる)
・作成したフロー図を分析し、どのプロセスに原因があったのかを調べ
る。

予防/是正策(Action)
・再発防止のための手段を検討と実施(手順の変更、エラーチェックの仕
組み導入、職員への教育の徹底等)

上記を見ると、主に D→C→A が中心になっています。これは医療等分野に
おいては診察、診断、治療、看護等の手順が過去からの蓄積によって既に確立
されているため、あとは事故やミスを発見したときにその手順を分析していく
ことで、どこを改善すればよいかがおのずと見え、それを実行することで安全
が高まる仕組みができ上がっているためといえます。
反面、情報セキュリティでは IT 技術の目覚しい発展により、過去の経験の
蓄積だけでは想定できない新たなセキュリティ上の問題点や弱点が常に存在
する可能性があります。そのため情報セキュリティ独自の管理方法が必要であ
り、ISMS はそのために考え出されたものです。ISMS は医療の安全管理と同
様 PDCA サイクルで構築し、維持していくことになります。
逆に言えば、医療関係者にとって ISMS 構築は P のステップを適切に実践
し、ISMS の骨格となる文書体系や手順等を確立すれば、あとは自然に ISMS
が構築されていく土壌があるといえます。

企6章第⑦条
企Q-医療情報システムで扱う情報の重要度の分類、確認方法、リスク分析結
果はどのようにまとめるべきか。
A 最低限のガイドライン上記 1 から 7 の結果を系統的に文書化して管理して
ください。

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