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【参考資料1-7】安全管理GL第6.0版_Q&A(案) (91 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32083.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第16回 3/23)《厚生労働省》
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13.ネットワークに関する安全管理措置
シス13章第②条
シQ-36 専用線以外の回線サービスを利用する場合、どのような留意事項が
あるか。
A 過去には、重要な情報システムの利用に際しては、専用線などを用いること
が多かったのですが、現在のブロードバンドの普及状況やセキュリティ技術の
向上から、公衆回線等を活用した回線サービスを用いて医療情報システムで利
用するネットワークを構築することで導入コストを削減したり、地域医療情報
連携の仕組みを構築したりする等、その利用範囲が拡大していくことが考えら
れます。この場合、セキュアなネットワークを用いて、安全な通信を行うこと
が求められます。
その際、OSI 階層モデルを基本としたネットワーク経路上のセキュリティの
詳細については「「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の実
装事例に関する報告書」(保健・医療・福祉情報セキュアネットワーク基盤普
及促進コンソーシアム:HEASNET;平成 19 年3月)が参考になります。
※ OSI 階層モデル(Open Systems Interconnection)
:開放型システム
間相互接続のことで、異種間接続を実現する国際標準のプロトコル。

表 OSI 階層モデル
接続先や経路先を管理することによりセキュアなネットワークの構築が期
待されますが、OSI 階層に応じてこのリスクとそれを踏まえた対策が異なって
きます。

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