【参考資料1-7】安全管理GL第6.0版_Q&A(案) (68 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32083.html |
出典情報 | 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第16回 3/23)《厚生労働省》 |
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5.システム設計の見直し(標準化対応、新規技術導入のための評価等)
シス5章
シQ-1
「5.システム設計の見直し(標準化対応、新規技術導入のための
評価等)」は具体的に何を遵守すればよいのか。
A 「5.システム設計の見直し(標準化対応、新規技術導入のための評価等)」
では、相互運用性の重要性と、それを実現するために医療機関等がシステムベ
ンダに要求すべき内容が記述されています。具体的には、医療機関等はシステ
ムベンダの標準化に対する基本スタンス、
(標準に対応していないならば、そ
の理由や対応案)についてシステムベンダから説明を受け、一定の理解を等し
くしておくことが求められます。さらに、現在導入しているシステムの更新や
システムの新規導入の際に、システム間でのデータ互換性やシステム接続性
が確保されるように、医療機関等においても相互運用性に係る中長期的なビ
ジョンを持ち、計画的にベンダへ要求していくことが望まれます。
シス5.1章
シQ-2
① 相互運用性と標準化を行うことのメリットは何か。
② 基本データセットや標準的な用語集、コードセットを実装しなかった場
合、どのような不利益が想像されるか。
A 標準化のメリットには、システム間の相互運用性、データの長期的可用性等
の確保があります。患者紹介や地域医療情報連携等で外部の医療機関等と医
療情報をやり取りする場合、使用されているコードや用語が標準的でないと、
適切な情報交換が難しくなります。また、システムをリプレイスする場合も、
データ変換等が必要になってしまいます。これらの場合に、コードや用語が標
準化されていれば、データ変換の手間や、変換機能の実装のための費用と時間
の節約が期待できます。
このような表受な対応を行わず、基本データセットや標準的な用語集、コー
ドセットを実装しなかった場合、システム更新時のデータ移行に伴う作業によ
って、見読性、真正性の責任が果たせなくなることがあります。
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