コンパクトでゆとりとにぎわいのあるまちづくりを推進するとともに、生
産性向上等に資する道路ネットワークの戦略的・計画的な整備、渋滞対策、
交通拠点の機能強化等を推進する。奄美及び小笠原、離島、半島、豪雪地帯
の条件不利地域等の振興に向けた取組を推進する。
高速道路の通勤時間帯割引について、働き方の多様化に合わせ、時間帯や
曜日を限定せず、通勤利用できるように見直す。この見直しについて、2024
年４月から全国で試行を開始し、2026 年度中の本格展開を目指す。高速道路
の時間変動料金について、地域の合意形成を図りながら、カーボンニュート
ラルに資する渋滞緩和や観光需要の平準化の観点から拡大する。
日常的に地域企業に接する地域金融機関や職業紹介事業者等が連携して行
う人材マッチング事業を支援し、ＧＸなど、地域における成長分野への人材
の移動を図る。
国税収入の増額に伴い、地方公共団体が、本経済対策の事業等を円滑に実
施できるよう、2023 年度の地方交付税を増額する。
施策例
・国土計画（広域地方計画）の再構築による地域活性化（国土交通省）
・国立公園における滞在体験等の魅力向上事業（環境省）
・地域の貴重な文化財を守る修理・防災対策（文部科学省）
・人口減少の影響を受ける地域伝統行事等への支援事業（文部科学省）
・劇場・音楽堂等子供舞台芸術鑑賞体験支援事業（文部科学省）
・人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業（文部科学省）
・文化財と文化施設への寄付促進（文部科学省）
・博物館入館料の仕組みの見直しに向けた検討（文部科学省）
・民族共生象徴空間（ウポポイ）への誘客の推進（国土交通省）
・水田の畑地化による小麦・大豆等の国内生産拡大のための「畑地化促進事業」
（農林水産省）
・小麦・大豆等の畑作物の本作化を促進する「畑作物産地形成促進事業」
（農林水産省）
・食品原材料調達リスク軽減対策事業（農林水産省）
・産地生産基盤パワーアップ事業、畜産クラスター事業、鳥獣被害防止総合対策交付金（農
林水産省）
・温暖化対応のための「高温対策栽培体系への転換支援」
（農林水産省）
・国産木材の供給力強化・林業の就労者確保等のための「林業・木材産業国際競争力強化
総合対策」
（農林水産省）
・漁業収入安定対策、漁業担い手確保緊急支援事業、水産業競争力強化、海洋環境の変化

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