を促す。
量子技術イノベーション拠点において、量子コンピューターを始めとする
設備投資を支援する。
我が国においても、海外と比べて遜色なく民間による無形資産投資を後押
しする観点から、国内で自ら研究開発した特許権等の知的財産から生じる所
得に対して優遇するイノベーションボックス税制を創設する 31。
研究開発の担い手を育成するため、博士後期課程学生の処遇向上や企業で
の研究インターンシップ、海外での研鑽機会の提供等を通じたキャリアパス
整備を安定的・継続的に行うための支援を拡充する。科学研究費助成事業の
基金化の拡充、即時オープンアクセスの加速化、研究・教育に資する基盤整
備のための附属病院を含む大学等における最先端研究・教育設備の導入等を
支援する。
施策例
・ムーンショット型研究開発制度（内閣府、文部科学省、農林水産省、経済産業省）
・ＳＩＰ/ＢＲＩＤＧＥにおける生成ＡＩ学習・導入支援（内閣府）
・がん・難病の全ゲノム解析等の推進（厚生労働省）
・量子技術イノベーション拠点形成に向けた「量子・古典融合技術の産業化支援機能強化
事業」
（経済産業省）
・NanoTerasu におけるＤＸの加速によるイノベーション投資の拡大（文部科学省）
・イノベーションの創出等を促進する国際標準の戦略的な活用の推進及び基盤整備・体制
強化（内閣府）
・イノベーションボックス税制 31（経済産業省）
【税制】
・研究者育成の好循環を形成するための「創発的研究支援事業」
（文部科学省）
・科学研究費助成事業（文部科学省）
・博士人材の研究生産性向上に向けた「博士後期課程学生の処遇向上と研究環境確保事業」
（文部科学省）
・優れた研究成果の活用を促進する「オープンアクセス加速化事業」
（内閣府、文部科学省）
・大学等における最先端研究設備等の整備の推進（文部科学省）
・附属病院を含む大学・高等専門学校・研究開発法人等の環境整備（文部科学省）
・素材等のイノベーション・生産効率の改善等のための「マテリアル先端リサーチインフ
ラ事業」
（文部科学省）
・認知症治療等に資する脳科学研究の推進やバイオ医薬品等の創薬強化等のための健康・
31 令和６年度税制改正で検討・結論。

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