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別紙1○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00069.html
出典情報 先進医療会議(第131回 4/10)《厚生労働省》
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と報告されている。胃癌に関して Kitamura らの報告では、2cm を超える病変、粘膜下層
浸潤が疑われる病変で局所再発が見られたとしている(表 3)。局所再発を低減するために
は、病変径は 2cm 前後、粘膜下層浸潤が強く疑われる病変は除外することが必要と考え
る。一方では局所再発に対しては、再度 APC 療法を実施することで局所制御が可能となる
ため、慎重に経過観察を行い、局所再発が疑われる場合には、適宜追加の APC 療法を行う
ことが重要である(表 4)。
Lee の報告では 20)、APC 療法の半数程度は外来で実施、ESD より入院期間が短く、医療費
も ESD に比べ安価となる。これまでの国内 APC 療法は外来でも実施されてきており、内視
鏡治療や手術治療に比べ、治療成績の課題は残るが一定の費用対効果が期待できる治療で
ある。
表 3 APC 療法の治療成績

* 本臨床試験研究グループからの報告

表4

ESD と APC 療法の特徴
ESD

APC 療法

治療時間

70-130 分

20-40 分

難易度





局所再発

1%以下

約 10%

術後出血 5-8%

術後出血 0-2%

消化管穿孔 4-5%

消化管穿孔 0-2.5%

入院(5-7 日)

外来も可能

偶発症
入院 or 外来

・未治療の場合の経過
食道癌胃癌に対する未治療後の自然史に関するエビデンスは限定的である。国内 71 例の
早期胃癌患者を対象として Tsukuma らの後方視的検討では、56 例中進行癌となる中央値

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