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参考資料1-2 TERMS®サリドマイド製剤等安全管理手順[6.2MB] (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40908.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第3回 6/25)《厚生労働省》
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8.薬剤管理及び妊娠回避の徹底等
本手順に関わる者は、サリドマイド製剤等の胎児への曝露を防止するために、薬剤管理及び
妊娠回避等を徹底する。サリドマイド製剤等は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全
性の確保等に関する法律」の毒薬に指定されている。

8.1.薬剤管理
8.1.1.保管場所
サリドマイド製剤等の保管場所は、以下のとおりとする。
・医療機関:人の出入りが制限された施錠可能な場所
・患者:飲食物と区別された子供の手の届かない患者専用の場所
・特約店:人の出入りが制限された施錠可能な場所

8.1.2.数量管理
8.1.2.1.医療機関及び特約店の数量管理
藤本製薬株式会社は、医療機関及び特約店からの情報をもとに、サリドマイド製剤等
の入出庫状況を常に監視する。

8.1.2.2.患者の数量管理
【サレドカプセルの場合】
患者は、サレドカプセルとともに交付される専用のカプセルシート又は薬剤管理
キットを用いて調剤されたサレドカプセルの数量管理を行う。
患者は、カプセルシート又は薬剤管理キットの服用記録に、毎回の服用状況を記入
する。服用した場合は服用数量を記入し、服用しなかった場合は、未服用薬をカプセ
ルシート又は薬剤管理キットに残した状態で、未服用の理由等を記入する。
患者は、サレドカプセルの処方を受けるための診察時ごとに、未服用薬の持参又
は自己申告により、服用状況を処方医師及び責任薬剤師等へ報告する。
【レナリドミドカプセルの場合】
患者は、必要に応じて薬剤管理キット又は専用のカプセルシートを用いて調剤さ
れたレナリドミドカプセルの数量管理を行う。
患者は、レナリドミドカプセルの処方を受けるための診察時ごとに、未服用薬の
持参又は自己申告により、服用状況を処方医師及び責任薬剤師等へ報告する。

8.1.2.3.入院中の数量管理
患者が入院した場合、医師、薬剤師等の医療従事者又はその他適切に薬剤管理を行う
ことのできる者が、処方医師及び責任薬剤師等と協力して、カプセルシート又は薬剤管
理キットを用いて調剤されたサレドカプセルの数量管理を行う。なお、レナリドミドカ
プセルについては、必要に応じて薬剤管理キット又は専用のカプセルシートを用いて
調剤されたレナリドミドカプセルの数量管理を行う。

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