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01 令和7年度文部科学関係概算要求のポイント (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進 (前年度予算額
令和7年度要求・要望額
0.8億円
0.8億円)
趣旨
特定分野に特異な才能のある児童生徒は、その才能や認知・発達の特性等がゆえに、学習上・学校生活上の困難を抱えることがあると指摘されている。
しかし、これまで我が国の学校において、特定分野に特異な才能のある児童生徒
【学校で経験した困難の例】(特定分野に特異な才能のある児童生徒の本人・関係者に対するアンケート結果より)
・発言をすると授業の雰囲気を壊してしまい、申し訳なく感じてしまうので、分からないふりをしなければならず苦痛
を念頭においた指導・支援の取組はほとんど行われてこなかった。
で、授業の中に自分を見出すことができなかった。
今後は、全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学び ・鉛筆で文字を書く速度と脳内での処理速度が釣り合わず、プリントでの学習にストレスを感じていた。
・同級生との話がかみ合わず、大人と話している方が良い。変わっている子扱いされる。
の一体的な充実の一環として、学校外とも連携し、特定分野に特異な才能のあ
・先生の間違いを指摘してもすぐにわかってもらえず悔しい思いをする。先生の矛盾した指導に納得いかない。
・早熟な知能に対して情緒の発達が遅く感情のコントロールが未熟なので、些細な事で怒られてしまったり泣けて
る児童生徒に対してきめ細かな指導・支援を行っていく必要がある。
しまったり、他の児童と言い合いになったりする。
事業内容
○ 学校と連携した学習・支援プログラムの提供及び評価の在り方
に関する実証研究[33百万円]
特定分野に特異な才能のある児童生徒が、その特性に応じた学びを継続的
かつ持続可能な形で行うことができるよう、学校外の団体と学校が連携して、教
育課程に位置づけることができる学習・支援プログラムの在り方及び学習成果
の評価の在り方等について研究開発を実施する。
【委託先:教育委員会、民間企業等(3団体)】
<実証研究を通じて検証する事項>
*教育課程に位置づけることができる学習・支援プログラムの在り方
*児童生徒の学校外の学習の成果の学校での評価への活かし方 など
○ 学校と連携した相談支援体制の構築等に関する実証研究[44百万円]
①地域単位での取組
特定分野に特異な才能のある児童生徒やその保護者及び学校の教職員に対する相談
支援を、地域単位で、学校と教育委員会及び相談支援に係る専門家・団体が連携して
実施し、実践事例を蓄積し、地域での日常的・継続的な支援体制の構築を図る。
【委託先:都道府県・政令指定都市教育委員会(3団体)】
<教育委員会>
<実証研究を通じて検証する事項>
・情報集約、管理
*各機関の役割分担や情報共有の在り方
<協力校>
*対応可能な地域規模・学校数 など
・児童生徒の
困難の発見
<専門家・団体>
・相談支援
②全国的な取組
特定分野に特異な才能のある児童生徒に対して、児童生徒に応じた学びへアクセスしや
・児童生徒の特性等の共有
・学習の成果の共有 など
すくなるよう、その特性に応じたプログラム等の情報提供や当該児童生徒の才能・特性の理
解者となる人材の紹介を行うなど、地域を超えた学びへの接続を図る。
【委託先:民間団体(1団体)】
①情報収集
<実証研究を通じて検証する事項>
②相談・情報提供
・プログラムの開発・提供
・児童生徒に応じた教育課程の編成 *相談支援における児童生徒の特性の把握の在り方
・学習の成果の把握・評価
・学校外の学習成果を踏まえた評価 *情報提供後の児童生徒への伴走支援の在り方 など
<委託先>
<協力校>
③学びをつなぐ
など
アウトプット(活動目標)
・特異な才能のある児童生徒への特性に応じた学びの提供
・相談支援体制の構築、実践事例の蓄積、横展開
アウトカム(成果目標)
・特定分野に特異な才能のある児童生徒の
困難の解消及び才能の伸⾧
インパクト(国民・社会への影響)
・一人一人の才能・個性の尊重
・多様性を重視する社会の形成
(担当:初等中等教育局教育課程課)
41
令和7年度要求・要望額
0.8億円
0.8億円)
趣旨
特定分野に特異な才能のある児童生徒は、その才能や認知・発達の特性等がゆえに、学習上・学校生活上の困難を抱えることがあると指摘されている。
しかし、これまで我が国の学校において、特定分野に特異な才能のある児童生徒
【学校で経験した困難の例】(特定分野に特異な才能のある児童生徒の本人・関係者に対するアンケート結果より)
・発言をすると授業の雰囲気を壊してしまい、申し訳なく感じてしまうので、分からないふりをしなければならず苦痛
を念頭においた指導・支援の取組はほとんど行われてこなかった。
で、授業の中に自分を見出すことができなかった。
今後は、全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学び ・鉛筆で文字を書く速度と脳内での処理速度が釣り合わず、プリントでの学習にストレスを感じていた。
・同級生との話がかみ合わず、大人と話している方が良い。変わっている子扱いされる。
の一体的な充実の一環として、学校外とも連携し、特定分野に特異な才能のあ
・先生の間違いを指摘してもすぐにわかってもらえず悔しい思いをする。先生の矛盾した指導に納得いかない。
・早熟な知能に対して情緒の発達が遅く感情のコントロールが未熟なので、些細な事で怒られてしまったり泣けて
る児童生徒に対してきめ細かな指導・支援を行っていく必要がある。
しまったり、他の児童と言い合いになったりする。
事業内容
○ 学校と連携した学習・支援プログラムの提供及び評価の在り方
に関する実証研究[33百万円]
特定分野に特異な才能のある児童生徒が、その特性に応じた学びを継続的
かつ持続可能な形で行うことができるよう、学校外の団体と学校が連携して、教
育課程に位置づけることができる学習・支援プログラムの在り方及び学習成果
の評価の在り方等について研究開発を実施する。
【委託先:教育委員会、民間企業等(3団体)】
<実証研究を通じて検証する事項>
*教育課程に位置づけることができる学習・支援プログラムの在り方
*児童生徒の学校外の学習の成果の学校での評価への活かし方 など
○ 学校と連携した相談支援体制の構築等に関する実証研究[44百万円]
①地域単位での取組
特定分野に特異な才能のある児童生徒やその保護者及び学校の教職員に対する相談
支援を、地域単位で、学校と教育委員会及び相談支援に係る専門家・団体が連携して
実施し、実践事例を蓄積し、地域での日常的・継続的な支援体制の構築を図る。
【委託先:都道府県・政令指定都市教育委員会(3団体)】
<教育委員会>
<実証研究を通じて検証する事項>
・情報集約、管理
*各機関の役割分担や情報共有の在り方
<協力校>
*対応可能な地域規模・学校数 など
・児童生徒の
困難の発見
<専門家・団体>
・相談支援
②全国的な取組
特定分野に特異な才能のある児童生徒に対して、児童生徒に応じた学びへアクセスしや
・児童生徒の特性等の共有
・学習の成果の共有 など
すくなるよう、その特性に応じたプログラム等の情報提供や当該児童生徒の才能・特性の理
解者となる人材の紹介を行うなど、地域を超えた学びへの接続を図る。
【委託先:民間団体(1団体)】
①情報収集
<実証研究を通じて検証する事項>
②相談・情報提供
・プログラムの開発・提供
・児童生徒に応じた教育課程の編成 *相談支援における児童生徒の特性の把握の在り方
・学習の成果の把握・評価
・学校外の学習成果を踏まえた評価 *情報提供後の児童生徒への伴走支援の在り方 など
<委託先>
<協力校>
③学びをつなぐ
など
アウトプット(活動目標)
・特異な才能のある児童生徒への特性に応じた学びの提供
・相談支援体制の構築、実践事例の蓄積、横展開
アウトカム(成果目標)
・特定分野に特異な才能のある児童生徒の
困難の解消及び才能の伸⾧
インパクト(国民・社会への影響)
・一人一人の才能・個性の尊重
・多様性を重視する社会の形成
(担当:初等中等教育局教育課程課)
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