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01 令和7年度文部科学関係概算要求のポイント (74 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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令和7年度要求・要望額
186億円
(前年度予算額
133億円)
※運営費交付金中の推計額含む

生成AIをはじめとするAI開発力の強化

国民が生成AIに対して感じるリスクの声に応えるとともに、我が国の科学技術の競争力を強化するため、
① アカデミアを中心としたオープンな生成AIモデル研究開発を通じた透明性・信頼性の確保によるリスクの軽減[AI for Society]
② 開発された基盤モデルを活用した、科学研究向けAI基盤モデルの開発及び多様な科学分野での利活用[AI for Science]
③ 若手研究者・博士後期課程学生に対する人材育成[Cross AI Talent Development ]
を推進し、生成AIモデルの基礎的な研究開発力を国内で醸成する。
また、これらの取組を支える革新的なAI基盤技術の研究開発等を行うAIPセンターの取組を推進するとともに、JSTのファンディングを通じた全国の大学・
研究機関等のAI関連の研究支援を推進する。

生成AIの開発力強化と人材育成の推進
AI For Society

AI For Science

Cross AI Talent Development

生成AIモデルの透明性・信頼性の確保に
向けた研究開発拠点形成

科学研究向けAI基盤モデルの開発・共用
(TRIP‐AGIS)

国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成
(次世代AI人材育成プログラム)

令和7年度要求・要望額 :52億円(7億円)

令和7年度要求・要望額 : 44億円(17億円)
※理化学研究所運営費交付金中の推計額

※ 別途、令和5年度補正予算により、
基金措置(JST)[213億円]

 国立情報学研究所(NII)において、アカデミアを中心とした一
定規模のオープンな生成AIモデルを構築できる環境を整備し、
生成AIモデルに関する基盤的な研究力・開発力を醸成。

 特定科学分野(ドメイン)に強い他の研究機関と連携し、基盤
モデルを活用して、科学研究データを追加学習等することで、ドメイ
ン指向の科学研究向けAI基盤モデル(科学基盤モデル)を開発。

 緊急性の高い国家戦略分野として、次世代AI分野を設定し、人材
育成及び先端的研究開発を推進。

 生成AIモデルの透明性・信頼性の確保に向けた研究開発を実
施するとともに、画像・音声など多様なモダリティのデータを扱うこ
とのできるマルチモーダルモデルに関する研究開発を行う。

 米国のAI for Scienceの中核機関とも深く連携することで、世界
に先駆けて科学基盤モデルを開発。その利用を産学に広く開放す
ることで、多様な分野における科学研究の革新をねらう。

 若手研究者支援:所属機関に関わらず、最適な場所を求めて自由
に独立して研究に従事し、ステップアップできる環境を構築、処遇向上。
 博士学生支援:十分な生活費相当額及び研究費をインセンティブ付与。

知見・人材・ノウハウ等の共有・活用を通じて、民間主導の大規模基盤モデル構築に資する環境整備を推進

AIP: 人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト
革新知能統合研究センター (AIPセンター)
理化学研究所 【拠点】
令和7年度要求・要望額 : 37億円(31億円)
世界最先端の研究者を糾合し、深層学習の原理の解明や社会課題の解決等に向け、革新的
なAI基盤技術の研究開発や我が国の強みであるビッグデータを活用した研究開発等を推進。








戦略的創造研究推進事業 (一部)
科学技術振興機構 【ファンディング】
令和7年度要求・要望額 : 52億円(79億円) ※運営費交付金中の推計額
 AIやビッグデータ等における若手研究者の独創的な発想や、新たなイノベーションを切り拓く
挑戦的な研究課題を支援。
 「AIPネットワークラボ」としての一体的運営により、課題選考から研究推進まで幅広いフェーズ
での研究領域間の連携を促進。

(担当:研究振興局参事官(情報担当)付)

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