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01 令和7年度文部科学関係概算要求のポイント (68 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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科学研究費助成事業(科研費)
令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
事業概要
2,492億円
2,377億円)
主な制度改善
予算額の推移
○ 人文学・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学
術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする競争
的研究費
○ 大学等の研究者に対して広く公募の上、複数の研究者(8,000人以上)が応募課題を審
査するピア・レビューにより、厳正に審査を行い、豊かな社会発展の基盤となる独創的・先駆
的な研究に対して研究費を助成
○ 科研費の配分実績(令和5年度):
億円
[H23]基金化の導入
3,000
2,500 2,377
2,377
2,377
2,377
2,492
(基盤研究(C)、若手研究(B)等)
[H27]国際共同研究加速基金の創設
2,000
1,500
1,000
応募約9万件に対し、新規採択は約2.5万件(継続課題と合わせて年間約8.1万件の助成)
500
補正
110
0
[H30]区分大括り化、審査方法の刷新
補正
654
補正
156
[R03]国際先導研究の創設
[R05]基盤研究(B)の基金化
年度
2021 2022 2023 2024 2025
(要求)
令和7年度概算要求の骨子
我が国の研究力の相対的な低下傾向が課題となる中、国際競争力
を有する研究や若手研究者への支援を質的・量的に充実させること
により、我が国の研究力・国際性の抜本的な向上を図る。
1.学術研究における国際性の強化
-「国際性」の評価の導入と重点配分-
国際先導研究
科研費の制度改革と充実
【~5億円、7年(10年まで延⾧可)】
国際共同研究強化
【~1,200万円、~3年】
特別推進研究
海外連携研究
【~5億円、3~5年】
【~2,000万円、3~6年】
帰国発展研究
【~5,000万円、~3年】
○ 科研費の中核的な種目であり、毎年約6万件の応募がある「基盤
国際共同研究加速基金
研究(A・B・C)」において、「国際性」の評価を導入し、国際性の高い
研究に対して研究費を重点的に配分する。
⇒国際性の高い研究課題の助成額を平均35%増(基盤C:330万円→470万円) 基盤研究に「国際性」の評価
を導入し、「海外連携研究」を
発展的に統合するとともに、
2.若手研究者支援の強化
「国際・若手支援強化枠」を
-「国際・若手支援強化枠」の創設-
創設
○ 若手研究者からの応募が多い「基盤研究(B・C)」において、
「国際・若手支援強化枠」を創設し、国際性の高い研究に取り組む
若手研究者を強力に後押しする。
⇒若手研究者の採択件数を4年後には30%増(R6:約6千件 →R10:約8千件)
○経済財政運営と改革の基本方針2024 (令和6年6月21日閣議決定)
・研究の質や生産性向上による基礎研究力の抜本的な強化に向け、科学技術政策全般のEB
PMの強化を図りつつ、大学の教育・研究・ガバナンスの一体改革を推進する。また、運営費
交付金や私学助成等の基盤的経費を十分に確保するとともに、科研費の制度改革を始めと
する研究資金の不断の見直しと充実を図る。
基盤研究(S)
学術変革領域研究(A)
【5,000万円~2億円、5年】
【5,000万円~3億円/年、5年】
学術変革領域研究(B)
基盤研究(A)
【~5,000万円/年、3年】
【2,000~5,000万円、3~5年】
挑戦的研究(開拓)
基盤研究(B)
【500~2,000万円、3~6年】
【500~2,000万円、3~5年】
基盤研究(C)
挑戦的研究(萌芽)
【~500万円、2~3年】
【~500万円、3~5年】
特別研究員奨励費
研究活動スタート支援
若手研究
【~450万円、~3年】
【~300万円、~2年】
【~500万円、2~5年】
※二重枠線は基金化種目
(担当:研究振興局学術研究推進課)
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令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
事業概要
2,492億円
2,377億円)
主な制度改善
予算額の推移
○ 人文学・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学
術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする競争
的研究費
○ 大学等の研究者に対して広く公募の上、複数の研究者(8,000人以上)が応募課題を審
査するピア・レビューにより、厳正に審査を行い、豊かな社会発展の基盤となる独創的・先駆
的な研究に対して研究費を助成
○ 科研費の配分実績(令和5年度):
億円
[H23]基金化の導入
3,000
2,500 2,377
2,377
2,377
2,377
2,492
(基盤研究(C)、若手研究(B)等)
[H27]国際共同研究加速基金の創設
2,000
1,500
1,000
応募約9万件に対し、新規採択は約2.5万件(継続課題と合わせて年間約8.1万件の助成)
500
補正
110
0
[H30]区分大括り化、審査方法の刷新
補正
654
補正
156
[R03]国際先導研究の創設
[R05]基盤研究(B)の基金化
年度
2021 2022 2023 2024 2025
(要求)
令和7年度概算要求の骨子
我が国の研究力の相対的な低下傾向が課題となる中、国際競争力
を有する研究や若手研究者への支援を質的・量的に充実させること
により、我が国の研究力・国際性の抜本的な向上を図る。
1.学術研究における国際性の強化
-「国際性」の評価の導入と重点配分-
国際先導研究
科研費の制度改革と充実
【~5億円、7年(10年まで延⾧可)】
国際共同研究強化
【~1,200万円、~3年】
特別推進研究
海外連携研究
【~5億円、3~5年】
【~2,000万円、3~6年】
帰国発展研究
【~5,000万円、~3年】
○ 科研費の中核的な種目であり、毎年約6万件の応募がある「基盤
国際共同研究加速基金
研究(A・B・C)」において、「国際性」の評価を導入し、国際性の高い
研究に対して研究費を重点的に配分する。
⇒国際性の高い研究課題の助成額を平均35%増(基盤C:330万円→470万円) 基盤研究に「国際性」の評価
を導入し、「海外連携研究」を
発展的に統合するとともに、
2.若手研究者支援の強化
「国際・若手支援強化枠」を
-「国際・若手支援強化枠」の創設-
創設
○ 若手研究者からの応募が多い「基盤研究(B・C)」において、
「国際・若手支援強化枠」を創設し、国際性の高い研究に取り組む
若手研究者を強力に後押しする。
⇒若手研究者の採択件数を4年後には30%増(R6:約6千件 →R10:約8千件)
○経済財政運営と改革の基本方針2024 (令和6年6月21日閣議決定)
・研究の質や生産性向上による基礎研究力の抜本的な強化に向け、科学技術政策全般のEB
PMの強化を図りつつ、大学の教育・研究・ガバナンスの一体改革を推進する。また、運営費
交付金や私学助成等の基盤的経費を十分に確保するとともに、科研費の制度改革を始めと
する研究資金の不断の見直しと充実を図る。
基盤研究(S)
学術変革領域研究(A)
【5,000万円~2億円、5年】
【5,000万円~3億円/年、5年】
学術変革領域研究(B)
基盤研究(A)
【~5,000万円/年、3年】
【2,000~5,000万円、3~5年】
挑戦的研究(開拓)
基盤研究(B)
【500~2,000万円、3~6年】
【500~2,000万円、3~5年】
基盤研究(C)
挑戦的研究(萌芽)
【~500万円、2~3年】
【~500万円、3~5年】
特別研究員奨励費
研究活動スタート支援
若手研究
【~450万円、~3年】
【~300万円、~2年】
【~500万円、2~5年】
※二重枠線は基金化種目
(担当:研究振興局学術研究推進課)
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