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01 令和7年度文部科学関係概算要求のポイント (55 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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高校生等への修学支援

令和7年度要求・要望額
(前年度予算額

背景説明

4,263億円
4,244億円)

目的・目標

○ 家庭の経済状況にかかわらず、全ての意志ある高校生等が安心して
教育を受けることができるよう、家庭の教育費負担の軽減を図ることが
喫緊の課題。

○ 高等学校等就学支援金の支給や、都道府県が行う事業に対して国が
補助することにより、家庭の教育費負担の軽減を図り、もって教育の機会
均等に寄与する。

●高校生等への授業料の支援 【高等学校等就学支援金等】

●高校生等への授業料以外の教育費の支援 【高校生等奨学
給付金(奨学のための給付金)】 16,526百万円(14,742百万円)

◆高校生等の授業料に充てるため、年収910万円未満の世帯の生徒等
を対象に、高等学校等就学支援金を支給(法律により、全額を国が負担。

◆生活保護世帯・非課税世帯(家計急変世帯を含む)の授業料以外の
教育費負担を軽減するため、都道府県が行う高校生等奨学給付金事業
に対して、国がその経費の一部を補助(補助率1/3)

408,860百万円(408,963百万円)

また、支援金は設置者が代理受領)
<対象学校種>
高等学校、中等教育学校(後期課程)、特別支援学校(高等部)、高等専門学校(1~3年生)、
専修学校(高等・一般課程)、各種学校(国家資格者養成課程、告示指定を受けた外国人学校)、
海上技術学校

支給上限額
年収は両親のうちどちらか
一方が働き、高校生1人
(16歳以上)、中学生
1人の4人世帯の目安。

39万6,000円
(私立高校の平均授業料
を勘案した水準)

11万8,800円
(公立高校の授業料)

私立高校等は加算

◆令和7年度概算要求
【給付額の増額】 非課税世帯については、全日制等(第1子)の給付額を
全日制等(第2子以降) の金額まで増額 ※早期支給の実現も想定
【対象世帯の拡充】 給付対象を年収約380万円未満世帯へ拡充
<対象学校種>
高等学校等就学支援金の対象学校種(特別支援学校を除く)

【令和7年度概算要求 給付額】

590万円

●高校等専攻科生徒、高校等で学び直す者への授業料支援等
【高等学校等修学支援事業費補助金(高校生等奨学給付金を除く)】
914百万円(709百万円)

◆高校等で学び直す者に対する修学支援(補助率10/10)
◆高校等専攻科の生徒への修学支援(補助率 授業料:1/2 授業料以外の教育費:1/3)
・多子世帯の授業料に対する支援を所得制限なしで拡充し、授業料以外の教育費の
支援対象を年収約600万円未満世帯へ拡充



国公立

私立

32,300円

52,600円

全日制等(第1子)

122,100円
↓(+21,600円)
143,700円

142,600円
↓(+ 9,400円)
152,000円

全日制等(第2子以降※)

143,700円

152,000円

通信制

50,500円

52,100円

生活保護受給世帯
全日制等・通信制

910万円 年収目安

※ 私立高校等の通信制課程に通う年収590万円未満世帯の支給上限額は 29万7,000円
※ 国公立の高等専門学校(1~3年)に通う年収590万円未満世帯の支給上限額は 23万4,600円
※ 家計急変世帯への支援あり

※都道府県事業等に対する補助

給付額(年額)

世帯区分

高等学校等就学支援金







年収約270万円以上~約380万
円未満世帯

非課税世帯への給付額の1/5

※15歳以上23歳未満の兄弟姉妹がいる場合

(担当:初等中等教育局修学支援プロジェクトチーム) 54