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01 令和7年度文部科学関係概算要求のポイント (80 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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令和7年度要求・要望額
451億円
(前年度予算額
339億円)
※運営費交付金中の推計額含む

カーボンニュートラルの実現に貢献する研究開発
概要

2050年カーボン ニュ ート ラル実現に 向 けて 、「パリ 協定 に 基づく成⾧戦 略として の⾧期 戦略」 ( 令 和 3 年 10 月 閣 議 決 定 ) 、 「グ リ ーン成⾧ 戦略」 ( 令 和 3 年 6 月 経 済 産 業 省 取 り ま と め ) 、
「脱炭素成⾧型経済構造移行推進戦略」(令和5年7月閣議決定)等も踏まえつつ、エネルギー制約の克服・エネルギー転換への挑戦や、温室効果ガスの大幅な排出削減と経済成⾧の両立
を図るとともに、気候変動の影響への適応策等に貢献するため、グリーントランスフォーメーション(GX)に向けた環境エネルギー分野の研究開発を推進する。
カーボンニュートラル実現に貢献する革新的GX技術等の研究開発力強化

革新的技術の創出に向けた基盤研究開発の推進
戦略的創造研究推進事業 先端的カーボンニュートラル技術開発(ALCA‐Next)

2,919百万円(1,640百万円)
先端的低炭素化技術開発(ALCA)等の取組を発展させ、2050年カーボンニュートラル実現等への貢献を
目指し、従来の延⾧線上にない、非連続なイノベーションをもたらす革新的技術に係る基礎研究を推進。
重要となる技術領域を複数設定した上で幅広いチャレンジングな提案を募りつつ、厳格なステージゲート評価等
により技術的成熟度の向上を図り技術シーズを育成。
未来社会創造事業 「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域
732百万円(1,012百万円)
2050年の社会実装を目指し、温室効果ガス大幅削減に資する、従来技術の延⾧線上にない革新的技術の
探索・育成を推進。 ※今後、ALCA‐Nextに段階的に移行。

省エネルギー・高性能な次世代半導体の研究開発の推進
900百万円(900百万円)
省エネ・高性能な半導体集積回路の創生に向けた新たな切り口による研究開発と将来の半導体産業を牽引
する人材育成を推進するため、アカデミアにおける中核的な拠点形成を推進。
革新的パワーエレクトロニクス創出基盤技術研究開発事業
1,353百万円(1,353百万円)
GaN等の次世代パワー半導体の研究開発と、その特性を最大限活用したパワエレ機器等の実用化に向け、
回路システムや受動素子等のトータルシステムとして一体的な研究開発を推進。

次世代X‐nics半導体創生拠点形成事業

総合知の活用による地域の取組加速のための基盤研究の推進

次世代のエネルギー源として、エネルギー問題と地球環境問題を同時に解決

フュージョンエネルギーの実現に向けた研究開発の推進
28,686百万円(21,299百万円)
令和5年4月に策定した「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」を踏まえ、国際約束
に基づき核融合実験炉の建設・運転を行うITER計画、ITER計画を補完・支援する研究
開発を行うBA(幅広いアプローチ)活動、原型炉実現に向けた基盤整備、ムーンショット型
研究開発制度等を活用した独創的な新興技術の支援を推進。

• ITER計画の推進

16,060百万円(14,306百万円)

• BA(幅広いアプローチ)活動の推進

11,211百万円( 6,066百万円)

• 原型炉実現に向けた基盤整備

1,015百万円(

※その他、核融合科学研究所の超高温プラズマ学術研究基盤(LHD)計画に係る経費を
国立大学法人運営費交付金に別途計上。
フュージョンエネ ルギ ー

軽い原子核同士(重水素、三重水素)
が融合して別の原子核(ヘリウム)に
変わる際に放出されるエネルギー。
太陽や星を輝かせるエネルギーでもある。

技術的実証・経済的実現性

科学的・技術的実現性

大学の力を結集した、地域の脱炭素化加速のための基盤研究開発

62百万円(62百万円)
大学等が地域と連携し、人文・社会科学の知見も活用しながら、地域がカーボンニュートラル実現に向けた
計画づくりをする際に活用できる科学的知見を生み出す研究開発を推進。

526百万円)

JT‐60SA

ITER(フランスに建設中)

原型炉(2030年代に移行判断)






大型ヘリカル装置(LHD)

気候変動対策の基盤となる科学的知見の充実・利活用強化
気候変動予測先端研究プログラム

613百万円(548百万円)
気候モデルの高度化等を通じ、気候変動メカニズムの解明やニーズを踏まえた高精度な気候予測データの創出・提供等の国内外の気候変動対策の
基盤を支える世界最高水準の研究開発を推進。
地球環境データ統合・解析プラットフォーム事業
689百万円(379百万円)
地球環境ビッグデータ(地球観測データ、気候予測データ等)を蓄積・統合・解析・提供するデータプラットフォーム「データ統合・解析システム(DIAS)」
を⾧期的・安定的に運用をするとともに、プラットフォームを利活用した気候変動・防災等の地球規模課題の解決に貢献する研究開発や
地球環境分野のデータ利活用を更に加速。

独自の
全球気候モデル

データ統合・解析
システム(DIAS)

(担当:研究開発局環境エネルギー課)

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