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最終とりまとめ (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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ア・スタートアップによる英語ピッチイベントへの海外VC招致を含
めたマッチングイベント開催(令和7年度中を目途に開始)により、
国内外の大手企業やVC、業界団体、海外中核組織等との交流連携を強
化すると共に、スタートアップはもとより国内外の医薬品受託開発
製造機関(CDMO)、VC、製薬企業、規制当局等から製造・非臨床・臨
床・ライセンス各領域の一流人材を集めたオープンネットワークを
構築し(令和7年度中を目途に開始)、スタートアップ事業の促進・
成長・成功に向けた支援を行う。さらに、毎年利用者フィードバック
を含むPDCAを実施し、刻々と変化するヘルスケアスタートアップの
ニーズに十分応えられているか検証する。令和6年度の振り返りを令
和7年度初めに実施することから開始する。
併せて、支援プログラムの大幅な拡充・強化に向け、厚生労働省の組
織強化も含めた今後3年間の体制強化計画を令和6年度中に策定す
る。令和6年度中に厚生労働省ベンチャー等支援戦略室の格上げ・人
員拡充を行って専任職員2名以上とする等、契約形態や報酬形態の柔
軟な設計を含め、MEDISOに関わる体制・人材の整備を図る。

難病創薬や医療機器開発等の加速に向けてマイルストーン型開発支
援「ヘルステック・チャレンジ(仮称)」を創設する
(ア)問題の所在
ヘルスケア領域においては、少子高齢化をはじめとして、対応すべき
課題の大規模化・複雑化に伴い、社会システムの変革を促すイノベー
ションへの要請が高まっている。一方で、研究開発の不確実性も高ま
る中、特に、難病や希少疾患等患者の絶対数が少ない分野では収益性
が見通しにくく、市場原理に任せていては開発が進まない現状があ
り、リスクが高いテーマの開発が少なく、かつ滞っていることが懸念
される状況にあるとの指摘がある。
限られた政策資源でこれらの社会課題(ミッション)の解決を図るに
は、特定のミッションに焦点を当てた政策と併せて、ミッション解決

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