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最終とりまとめ (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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プグローバルVCとの人材交流を促進する。
将来的な海外VCの国内支店の誘致を目標に、国内スタートアップイ
ベントへの招待、国内VCとのパートナーシップ構築に向けてのネッ
トワーク構築を行う。また、他国の例に倣い、複数の海外のトップVC
が参加する、大学や研究機関のシーズ紹介、イベント登壇、国内ヘル
スケア関係者とのマッチング等を含むビジットプログラムが令和6
年度より日本で実施されるようにする。
これらの施策を令和6年度内に実施するほか、国内シーズに関する情
報発信やアカデミアとの交流の活性化等を通じて、海外VCへの日本
の魅力アピール、国内イベントへの招待、トップセールス等を含め、
日本国内でのオペレーション拡大・日本投資の拡大・国内シード探
索・国内事業者との協業等の方策につき、厚生労働省と経済産業省の
協力のもと、立案・実施する。

インパクト投資の主要テーマとしてのヘルスケアの意義を明確化す

(ア) 問題の所在
ヘルスケア産業は、日本の中でもポテンシャルが高い領域であると
見込まれており、多くの研究開発が行われているにもかかわらず、
IPO前後を問わず、ヘルスケアスタートアップが十分な資金調達を行
うことができず、開発が進まない事態が多発しているとの指摘があ
る。特に開発後期のパイプラインを有するスタートアップについて
は、国内での上場後の資金調達が重要となるところ、上場後にバリュ
エーションが付かず、資金調達が思うようにできないとの声がある。
ヘルスケア領域は、少子高齢化をはじめ様々な社会課題の解決に資
するビジネス領域であるところ、投資として一定の投資収益確保を
図りつつ社会・環境的効果の実現を企図する「インパクト投資」に適
したものであると考えられる。国内のインパクト投資の実績におい

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