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最終とりまとめ (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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1. はじめに

(1) 本報告書の目的と意義

世界一の健康長寿国、日本。
それを支える我が国の健康・医療・介護分野の潜在力には国内外から熱い
視線が注がれている。
日本における「近代医学の父」とされる北里柴三郎博士は、感染症医学の
発展に大きく貢献しただけでなく、関連事業を興すことにも熱心に取り
組んだことで知られる。博士は、以下のような言葉を残している。
「凡そ学識は俗間に普(あま)ねからざれば其の功徳大ならず(学問の知
識は世間に広く行き渡らなければ、その価値は大きくない)。」
スタートアップ企業は、このようなイノベーションの牽引車である。多く
の事例において、起業家の創造性と行動力が優れた学術的知見を実社会
に繋ぎ、社会的課題の解決と経済成長を達成する途を拓く鍵となってき
た。
こうした認識の下、我が国は、2022年11月に「スタートアップ育成5カ年
計画」を策定した。スタートアップこそが社会的課題を成長のエンジンに
転換して、持続可能な経済社会を実現する「挑戦者」であるとして、スタ
ートアップへの投資額の爆発的な増加等に向け政策を総動員して取り組
んでいるさなかにある。
中でも健康・医療・介護に関わるヘルスケアの分野は、スタートアップの
大きな貢献が期待される分野である。我が国は超高齢社会に突入し、ヘル
スケア分野で課題先進国として認識されている。また政府において2021
年6月に医療DX推進本部を設立し、国民皆保険制度や介護保険制度の下で
高品質なデータのデジタル集積が進むなど、他国にない事業環境が整い
つつある。

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