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最終とりまとめ (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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Creation」なる手法が注目されているように、事業化アプローチの進
化にも留意が大切である。
また、再生医療等製品の規制枠組みのように新規モダリティの規制
環境の整備・拡充により、国内で先駆的な製品・サービスの開発・展
開を支援した上で、海外に出ていく戦略も有効と考えられる。
(戦略
2:段階的海外展開型アプローチ)
いずれの場合も、スタートアップ支援やエコシステムづくりが必要
となる。開発早期段階のさらなる支援があれば、より多くの有望なシ
ーズが生み出されるとの期待の声も聞かれる。また、米国・欧州での
承認を達成した実績を持つ製造・開発人材をいち早く国内で育成で
きるよう、座学・実地教育の場の整備に取り組むとともに、スタート
アップが滞りなく成長できるようファイナンス環境を整備すること
が大切である。

ウ. 具体的な振興・支援策(提言11~提言13)

AMEDの創薬ベンチャーエコシステム強化事業(認定VC)において、
非臨床ステージも投資対象となるよう要件を見直す
(ア) 問題の所在
国内発の創薬スタートアップが米国・欧州市場に挑戦する手前で、国
内の開発早期段階、特に前臨床・最終開発候補品を見つける段階での
助言や資金が不足している、との指摘が多い。
一方、AMEDによる創薬ベンチャーエコシステム強化事業の認定VC制
度に大きな期待が寄せられている。特にグローバルでは先述の
「Venture Creation」でより早期のステージからVCが主導すること
がトレンドとなってきている事も相まって、認定VCの重要性は増し
ている。

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