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最終とりまとめ (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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2. 我が国のヘルスケアスタートアップの現状と戦略的支援の基本的視点

(1) 我が国におけるヘルスケアスタートアップの現状

日本は、超高齢社会を迎える課題先進国であり、ヘルスケア領域における
イノベーションの潜在力を大いに有している。前述のように国民皆保険
制度や介護保険制度の下で高品質な医療・介護データの集積が進んでお
り、これを基盤とした新たなサービスや製品の開発が期待されている。し
かしながら、日本のヘルスケアスタートアップは、その潜在力を十分に発
揮できていないのが現状である。
そもそも、我が国のヘルスケア分野では活発な研究開発活動が行われて
おり、大きなイノベーションの可能性が見込まれている領域である。例え
ば、特定目的別研究費の分野比較では、ライフサイエンス分野に情報通信
等の他分野よりも多額の研究費が投じられている(図1)。技術群別では、
バイオテクノロジーへの研究費が人工知能や量子技術を上回っている1。

図1:特定目的別研究費 分野比較(2020年度、2021年度)

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厚生労働省 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム「中間提
言」
(令和 6 年 4 月 25 日)
(https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/001249788.pdf)

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