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最終とりまとめ (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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ーマを対象として検討する。アカデミアシーズからスタートアップ
としてのグロースまで、1社あたり最長15年程度のマイルストーン型
支援を提供する。社会課題の解決につながる開発の誘引となるに足
りる規模の支援を目指し、プログラムを整備する。

ヘルスケアスタートアップ関係者からの診療報酬改定等の要望を受
け付け、検討を行う新たな一元窓口を設置する
(ア) 問題の所在
いわゆる国民皆保険制度を採用する我が国において、ヘルスケア領
域を扱うスタートアップの事業の収益性を継続的に確保するために
は、スタートアップの革新的な商品・サービスについて保険適用の対
象となるか否かや保険点数等の診療報酬制度上の取扱いは、極めて
重要な意義を有する。実際、本PTで実施したヒアリングや「ヘルスタ・
アイデア・ボックス!」で寄せられた意見でも、保険適用の範囲や保
険点数等の診療報酬制度上の取扱いについて数多くの指摘がなされ
ている。
一方、ヘルスケアスタートアップ関係者からは「保険等の要望を伝え
る窓口がわからない」との指摘があり、診療報酬改定等の要望があっ
ても、要望を持っていく窓口がなく、要望の持っていき方が判然とし
ないため、十分にヘルスケアスタートアップ関係者の声が拾えてい
ないとの声がある。そして、声を拾えていないゆえにスタートアップ
の現場の声の施策への反映も十分とは言えないとの指摘がある。
ヘルスケアスタートアップは厚生労働省等の規制所管側とのつなが
りが弱く、孤軍奮闘になりがちとの声があり、規制所管側が門戸を開
いて声を聞くことがヘルスケアスタートアップの育成支援にとって
重要となる。

(イ) 提言

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