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最終とりまとめ (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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ウ. 具体的な振興・支援策(提言22~提言25)

介護テックスタートアップを支援する一元的相談窓口として
「CARISO:CARe Innovation Support Office(仮称)」を立ち上げる
(ア) 問題の所在
人手不足の中でも介護サービスの質を維持・向上するには、介護現場
において「ロボット・センサー・ICT の活用」を含む生産性向上の取
組45を行うことが重要である。介護テックスタートアップを振興する
ことにより、介護テック領域でのイノベーションの創出を支援し、
様々な介護現場でのニーズに応じて、生産性向上を図る技術的選択
肢を提供する必要がある。
現状でも、スタートアップに限られない介護テック企業の支援策と
して、リビングラボでの実証支援や、介護現場におけるニーズと開発
企業におけるシーズのマッチング等が存在する。しかし、複数の介護
テックスタートアップ経営者から、
「介護テックスタートアップ向け
の公的な相談窓口がないため、介護テック領域に新規参入しようと
する起業家は、先輩経営者の知り合いがいない限り、既存の支援策を
利用する前の準備段階で挫折してしまう」、「資金調達やマネタイズ
戦略等についての相談先がなく、事業を軌道に乗せるまでのシード
期・アーリー期に苦労した」との声がある。

(イ) 提言
厚生労働省は、令和 7 年度より、既存のプラットフォーム事業を発展
的に改組する等により、介護テックスタートアップ向け相談窓口と
して、MEDISO をモデルとした CARe Innovation Support Office
「CARISO(仮称)」を創設し、同年度中に運用を開始する。
「CARISO」
では、介護テックスタートアップからの相談や要望を一括して受け

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厚生労働省「介護現場革新会議 基本方針 ~介護職員と介護サービス利用者のための「介護
現場革新プラン」~」
(https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000494186.pdf)

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