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【資料3-2】医薬品等行政評価・監視委員会における海外調査(FDA、EMAにおける患者、市民参画の取組)[3.8MB] (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47693.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第18回 12/23)《厚生労働省》
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【参考】年報等にみるEMAにおける患者参画の進展(2007~2023)
年次

進展の概要

2009

• 2009年は、EMAの活動に参加した患者・消費者の数が大幅に増加した(2007年の77件から、2008年
は165件、2009年は213件)。これは、EMAのあらゆるレベルの活動への参加が増加したためである
(例えば、科学委員会のメンバーの増加、作業部会やワーキンググループへの参加の増加、科学的助言に関
与する専門家の増加、CHMPやPhVWPから相談を受ける患者・消費者団体の増加、ENCePPや
PROTECTのようなEMAのプロジェクトへの関与)。
• 2009年は、「EMAの活動への患者・消費者のさらなる参画に関するリフレクション・ペーパー」の準備の年
であり、このリフレクション・ペーパーでは、この相互作用をより体系的に発展させる方法を検討し、実施の
ための具体的な行動を提案している。2009年12月にEMA経営委員会により承認されたこのリフレク
ション・ペーパーでは、さまざまな分野における患者・消費者の参加に関するEMAの経験が分析され、
EMAの業務における患者・消費者の参加の付加価値が認められ、確認された。この認識には、EMAの活動
に貢献する個人および組織の努力に対する評価も含まれ、具体的に定義された状況において患者・消費者
に財政的支援を提供する提案につながった。
• 2008年度の業績指標の分析結果として過去に提案された措置は、その大部分が実施されている。この分
析結果は、改善すべき分野を特定し、具体的な行動を提案するために使用され、前述のリフレクション・ペー
パーの最終段階で検討された。これらの措置の実施は2009年に開始され、2010年中も継続される予定
であるが、これは措置の一部が2010年および2011年のPCWP作業計画に組み込まれているためであ
る。2008年にPCOから提案されたアクションの一つは、PCWPの拡大に関するものであった。この提言
を受け、より多くの治療領域をカバーするために、より多くのPCOをエージェンシーの活動に参加させる必
要性を考慮し、2009年にPCWPの拡大プロセスが開始された。情報提供に関して、当庁は、患者および
一般大衆に適合し、方向づけられた製品関連情報の質を向上させることを目的とした措置を継続的に実施
してきた。2009年中に、当初の審査手続の範囲が拡大され、現在では、より幅広い文書の作成にPCOの
代表者が関与している。
出典:Third report on the progress of the interaction with patients' and consumers' organisations
during 2009

PwC

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