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【資料3-2】医薬品等行政評価・監視委員会における海外調査(FDA、EMAにおける患者、市民参画の取組)[3.8MB] (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47693.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第18回 12/23)《厚生労働省》
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【参考】年報等にみるEMAにおける患者参画の進展(2007~2023)
年次

進展の概要

2013

• 2013年を通して、患者、消費者、医療従事者との関係を一言で表すなら、「強化」ということになる。すな
わち、患者および医療従事者とのやり取りに専念する、新設の部門である。利害関係者・コミュニケーション
部門に新設されたこの部門は、これらの利害関係者との業務の質を、非常にオープンでコミュニケーション
重視の方法で改善するよう努めている。
• また、従来の医療従事者作業部会(HCPWG)が正式に医療従事者ワーキングパーティ(HCPWP)となり、
既存の患者・一般消費者ワーキングパーティ(PCWP)との連携がさらに強化された。2013年から2016
年の期間における両ワーキングパーティの新たな権限が承認され、特に共通の関心事に関する両者の連携
に重点が置かれている。相互利益の優れた例としては、新薬事監視規制における医薬品の追加モニタリン
グに関する認識を高めるための、一般市民への調整されたメッセージの準備と配信に関する共同貢献が挙
げられる。患者、消費者、医療従事者団体のネットワークは、より幅広い治療分野と臨床背景をカバーする
合計62の組織に拡大しました(前年度より9つ増加)。
• さらに、患者および医療従事者の代表者の参加が大幅に増加し(前年度比で61名増)、重要なワークショッ
プが数多く開催された。特に注目すべきは、「医薬品の評価における患者の声に関するワークショップ」で、
医薬品開発の初期段階から承認後まで、ベネフィット/リスク評価に患者を関与させるさまざまな方法が議
論された。安全性に関するコミュニケーションの系統的レビューは特に注目に値する。これは、さまざまな疾
患を抱える幅広い患者と、専門分野や臨床背景の異なる医療従事者の支援を受け、2013年に全面的に実
施されたものであり、これにより、EMAが一般向けに作成するメッセージのさらなる明確化に貢献した。
• 結論として、2013年は患者、消費者、医療従事者との交流が成功した年であり、規制に関する議論に、当
局の決定により直接的な影響を受ける人々の意見を取り入れるという当局の継続的な取り組みが示され
た。
出典:Annual report on EMA’s interaction with patients,consumers, healthcare professionals and
theirorganisations (2013)

PwC

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