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【資料3-2】医薬品等行政評価・監視委員会における海外調査(FDA、EMAにおける患者、市民参画の取組)[3.8MB] (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47693.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第18回 12/23)《厚生労働省》
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【参考】年報等にみるEMAにおける患者参画の進展(2007~2023)
年次

進展の概要

2016
(続き)

• CHMPの本会議に患者を参加させるパイロット版が終了した。特定の医薬品に関する6回の口頭説明の際
に、患者に意見を提出するよう呼びかけた。この経験と結果の報告書はCHMPに提出され、2017年第1
四半期に公表される予定である。この報告書には、CHMPのメンバーと出席した患者を対象とした調査の
最終結果が含まれている。また、3月以降、患者はハーブ薬の概要の審査にも関与しており、2016年には
29人の患者が25の概要を審査しました。審査グループは、2017年にはオブザーバーとしてHMPC会議
に出席し、委員会のメンバーと会い、委員会の運営を直接確認する機会も設けられる予定である。他の委
員会と同様に、必要に応じて、患者はハーブ医薬品委員会(HMPC)の臨時協議にも参加することになる。
• 患者、消費者、医療従事者、EMAがメンバーとなっている作業部会のテーマ別グループのうち、いくつかの
グループは2016年に提言をまとめ、可能な範囲で実施プロセスを開始した。これらの提言は、他のグルー
プの現状に関する最新情報とともに報告書にまとめられる。現在進行中のトピックグループのひとつは、
EMAの活動への若者の関与に関するもので、EMAの活動への若者の関与を可能にするためのガイドライ
ンが現在EMAの経営陣によって承認されている。もうひとつの進行中のトピックグループは、2017年に
ソーシャルメディアからデジタルメディアとヘルスケアへと対象範囲を拡大し、mHealthとリアルワールド
エビデンスの進展も網羅する予定である。トピックグループは、作業部会の会議の合間に、EMAのすべて
の参加資格を有する組織が共通の関心事項について意見交換や議論を行う上で、非常に有益な方法と
なっている。
出典:European Medicines Agency’s interaction with patients, consumers, healthcare professionals
and their organisations Annual report 2016

PwC

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