資料1-2-5診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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所見がある時期
Stage 2: X 線像で帯状硬化像があるが、骨頭の圧潰(collapse)がない時期
Stage 3: 骨頭の圧潰があるが、関節裂隙は保たれている時期(骨頭及び臼蓋の軽度な骨棘形成は
あってもよい。)
Stage 3A:圧潰が3mm 未満の時期
Stage 3B:圧潰が3mm 以上の時期
Stage4: 明らかな関節症性変化が出現する時期
注:1 骨頭の正面と側面の2方向 X 線像で評価する(正面像では骨頭圧潰が明らかでなくても
側面像で圧潰が明らかであれば側面像所見を採用して病期を判定すること)。
2 側面像は股関節屈曲 90 度・外転 45 度・内外旋中間位で正面から撮影する(杉岡法)。
日本整形外科学会股関節機能判定基準を用いて、患側について「可」、「不可」を対象とする。
日本整形外科学会股関節機能判定基準(JOA Hip score)
疼痛(40 点満点)
評価
右
左
股関節に関する愁訴が全く無い。
40
40
不定愁訴(違和感、疲労感)があるが痛みが無い。
35
35
歩行時痛みがない。ただし、歩行開始時、長距離歩行後、疼痛を伴うことがある。
30
30
自発痛は無い。歩行時疼痛はあるが、短時間の休息で消退する。
20
20
自発痛が時々ある。歩行時疼痛はあるが、休息により軽快する。
10
10
持続する自発痛又は夜間痛がある。
0
0
可動域(20 点満点)
評価
右
左
屈曲
( )度
( )度
・関節角度を 10 度刻みとし、10 度毎に1点。ただし 120 度以上は全て 12 点とす
( )点
( )点
外転
( )度
( )度
・関節角度を 10 度刻みとし、0度以下を0点、1度以上 10 度未満を2点、10 度以上
( )点
( )点
る。
(屈曲拘縮のある場合にはこれを引き、可動域で評価する)。
20 度未満を4点、20 度以上 30 度未満を6点、30 度以上は8点とする。
歩行能力(20 点満点)
評価
右
左
長距離歩行、速足が可能、歩容は正常。
20
20
長距離歩行、速足が可能だが、軽度の跛行を伴うことがある。
18
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