資料1-2-5診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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以下に示す項目のうち最も重症度の高い項目を疾患の重症度とし、中等症以上を対象とする。
軽症:
血清 PRL 濃度 20~50ng/mL 重症以外
臨床所見 不規則な月経
画像所見他 微小下垂体腺腫 種々の原因による高 PRL 血症*
中等症: 血清 PRL 濃度 51~200ng/mL
臨床所見 無月経・乳汁漏出、性機能低下
画像所見他 下垂体腺腫 種々の原因による高 PRL 血症*
重症:
血清血中 PRL 濃度 201ng/mL 以上上昇かつ主症候あり
臨床所見
※血中PRL値は複数回測定し、施設基準値の基準範囲を上回る場合を上昇とする。
※※主症候は①から③のうちいずれかを満たす場合。
①女性:月経不順・無月経・、不妊、乳汁漏出、性機能分泌のうち1項目以上
②男性:性欲低下、汎下垂体機能低下インポテンス、女性化乳房、乳汁分泌のうち1項目以上
画像所見他 下垂体腺腫(含む巨大腺腫)
*高 PRL 血症の原因として薬剤服用、視床下部障害、甲状腺機能低下、慢性腎不全など種々のものが含ま
れるため、除外診断を行うこと。
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