資料1-2-5診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (89 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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(1)主症候
産褥期の乳汁分泌低下
(2)検査所見
①血中 PRL 基礎値の低下(複数回測定し、いずれも 1.5ng/mL 未満であることを確認する。)。注 1)
②TRH 負荷試験。
TRH 負荷(200~500µg 静注)に対する血中 PRL の反応性の低下又は欠如を認める(注 2)。
2.除外規定
PRL 分泌を低下させる薬剤投与を除く。
3.診断基準(「のカテゴリー
Definite」)
:1 の(1)とを満たし、1の(2)の全てを満たし、2の除外規定を満たすもの。
(注 1)複数回測定し、いずれも施設基準値を下回る場合に低値とする。
(注 2)視床下部性下垂体機能低下症では、血中 PRL は正常ないし高値を示す。下垂体腫瘍患者に TRH
負荷試験を施行する場合、下垂体卒中を引き起こすことがあるので、その施行の可否に関して患
者毎に判断する必要がある。
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