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参考資料3-2 令和3年度終了研究課題の成果の一覧 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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No.

年度

研究課題名

研究事業名 研究代表者

専門的・学術的観点からの成果

臨床的観点からの成果

ガイドライン等の開発

その他行政的観点からの成果

その他のインパクト

開始 修了

HIV検査と医療
へのアクセス向
上に資する多言
153
語対応モデルの
構築に関する研


肝炎ウイルス感
染状況の把握及
154 び肝炎ウイルス
排除への方策に
資する疫学研究

特定行為研修の
修了者の活用に
155
際しての方策に
関する研究

3

3

3

3

3

3

エイズ対策
北島 勉
政策研究

日本語学校に在籍中の留学生や
技能実習生に対する保健行動や
HIV検査へのアクセス状況につい
て調査し、HIV検査受検への意識
が高いが、受検を促進するために 特になし
は、HIV検査が無料匿名、言語の
支援がある状況で実施されること
が望ましいことがわかった。研究
成果はPOLS ONEに掲載された。

肝炎等克
服政策研


国民の健康維持推進のため肝炎
対策、感染予防対策、行政施策
の目標値設定や効果測定の際の
基礎資料、厚生労働省各種検討
会の資料提示。1)HBV,HCVの
キャリア・患者数推計、大規模集
団から算出した感染状況 2)医療
機関受診率の現状把握と受検・
田中 純子
受診促進の要因分析 3)肝炎検査
陽性妊婦の治療導入実態、透析
医療施設感染状況の把握 4)HBV
持続感染者、SVR後の肝発癌を
含む長期予後 5)2030年ウイルス
肝炎eliminationへ達成状況・課題
把握6)全国市町村別肝がんSMR
死亡1971-2020年資料集

・多施設血液透析患者コホートの
長期予後に関する調査研究を行
い、HBsAg陽性率、HCV RNA 陽
性率を明らかにした。また透析施
設における感染予防のガイドライ
ン改訂(令2)、DAA治療の推奨に
より、抗体陽性透析患者中のHCV
RNA陽性率の低下を明らかにした
・薬物乱用歴のある精神科患者
集団を対象とした血清疫学調査
研究を行い、HCV RNA陽性率を
明らかにした。見出された陽性者
はいずれも過去に肝炎ウイルス
検査を受検していたが、8割が治
療へと繋がっておらず課題を提示
した

地域医療
基盤開発
推進研究

文献レビューと特定行為研修修
了者(以下、修了者)や指導医、
管理者を対象としたヒアリングに
より、修了者の効果を評価するた
めのアウトカム指標を網羅し、前
向きコホート研究で修了者が所属
しない対照群と比較して修了者が
真田 弘美
所属する群ではBarthel Indexの
改善点((退院時点数)-(入院時
点数))が有意に高値であったこと
を本邦で初めて示した。成果は国
際および国内の医療従事者が参
加する学術集会で発表され、大き
な反響があった。

修了者の効果を定量的に示すこ
とのできる指標として、患者・施設
サービス、訪問看護サービス利用
者のBarthel Indexの変化、脱水発
生、電解質異常発生、褥瘡による
感染症の発生、観察期間の褥瘡
の保有、尿路感染の発生などを
見出した。さらにこれらの指標に
関するデータをWeb上で入力・回
収可能なシステムを作成すること
で、全国の修了者からアウトカム
指標を収集し医療の質向上に与
える修了者の成果を示す基盤を
構築した。

原著論文 その他の論 学会発表 特許(件 その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活動

特になし

研究班が開催した研修によって育
成した医療通訳を保健所等から
の要請に基づき、2018年度は11
2020年度には東京都南新宿検査
人(中国語10人、ネパール語1
相談室、2021年には神奈川県の
人)、2019年度ベトナム語1人、
委託で実施されている検査事業
2020年度ベトナム語2件を派遣し
のWeb上の案内に関連して、中国
た。在留外国人を対象としてHIV
語やベトナム語への対応支援を
検査会を開催し、13人に無料匿名
行った。
でHIVと梅毒の検査を提供した
(https://www.facebook.com/grou
ps/998205400981224)。

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1

2

1

0

0

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1

■平成24年に報告した「新たなC
型肝炎ウイルス検査手順」におい
て、令和元年度上市前の
Architect HCV reformulationの
HCV抗体検出試薬としての有用
性を評価。標準試薬との一致率
は98.6%、感度94.6%、特異度
99.5%で適切であることを報告し

■2016-2020年における肝癌標準
化死亡比EBSMRを市区町村別に
推定し、肝癌死亡の疾病地図を
作成。これまでの結果と合わせ
て、1971-2020の50年間の全国市
町村別肝がんSMR死亡分布地図
資料集を提示した

■2021年度第26回厚労省肝炎対
策推進協議会参考人報告
■肝がん・重度肝硬変治療促進
事業見直しの為、患者数・医療費
の分布、高額医療の実態をNDB
で解析し基礎資料提示
■2019:WHO The 28th Meeting of
theTAG(Manila)Circumpolar
Hepatitis WG in WHO and
CDC(Copenhagen)2022:CEVHAP
JointPublicHealth
Symposium(Seoul)日赤需要予測
委員等、疫学専門家として出席、
寄与

■2019年:読売新聞「B型・C型肝
炎の医療費助成」6-9月:県立図
書館資料展示「B型・C型肝炎を知
ろう~沈黙の臓器、肝臓を守るた
めに~」12月:広島テレビ丸ごと!
好奇心「知っとる!?C型肝炎はどん
な病気?」■2020年1月:NEWS
TV「C型肝炎疾患啓発」朝日新聞
はてなスコープ「肝炎ウイルス感
染気づかず、肝硬変やがんに」6
月:広島FM放送大窪シゲキの9ジ
ラジ「ウイルス肝炎の話」■2022
年3月医療NEWSQLifePro等「日
本の肝炎ウイルス持続感染者
数、2035年までの動向を予測」

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19

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19

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4

41

本研究の目的は看護師が特定行
為を実施できるようになったことが
患者QOL、医療の安全性、医療
者の労働環境、医療コストにどの
ような影響を与えるかに関して、
全国共通で使用可能な客観的か
つ定量可能な指標を用いて評価
することであり、ガイドライン等の
開発を目指していないため、該当
しない。

修了者、指導医、管理者へのヒア
リングから、特定行為研修修了者
の配置前と比較し、配置後に医師
による1週間あたりの指示回数、
医師による夜間帯の指示回数、
病棟看護師の月平均残業時間、
医師の年間平均勤務時間が有意
に減少したことを明らかにした。こ
の成果は、第3回医師の働き方改
革を進めるためのタスク・シフト/
シェアの推進に関する検討会
(2019年11月20日)の参考資料と
して活用され、タスク・シフト/シェ
アの推進に貢献した。

修了者の活動による医療の質向
上、医療従事者の労働環境の改
善といった効果を定量的に示した
研究の成果について、指定研修
機関でのフォーラムや看護協会
主催のイベントにて講演を行っ
た。

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