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参考資料3-2 令和3年度終了研究課題の成果の一覧 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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No.

年度

研究課題名

研究事業名 研究代表者

専門的・学術的観点からの成果

臨床的観点からの成果

医療機関におけ
る医療安全およ
び業務効率化に
170 資する医薬品・
医療機器のト
レーサビリティ確
立に向けた研究

歯科口腔保健の
推進に資するう
171 蝕予防のための
手法に関する研


医療に関する報
告制度の実効性
172
向上のための研


3

3

3

原著論文 その他の論 学会発表 特許(件 その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活動

ガイドライン等の開発

その他行政的観点からの成果

その他のインパクト

JSTの提言書「感染症に強い国づ
くりに向けた感染症研究プラット
フォームの構築に関する提言」に
「メディカルロジスティクス;Track
and Trace が実現する医療の未
来」として、また「GS1 Healthcare
Reference book 2020-2021」に、
「Successful implementation of
electronic health record system
for traceability of medical
materials」として掲載された。

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3

開始 修了

地域医療
基盤開発
推進研究

国内外の18種類のバーコードリー
ダーの性能比較をおこなった。読
み取り時間や使いやすさと、機器
の価格に相関が無いことが示され
た。また、医薬品と医療機器で
は、使いやすい機種は異なること
が示され、後述の活用手順書に、
機種選定方法の記載をおこなっ
美代 賢吾
た。また、医療用RFIDにロット番
号や有効期限が記載されている
USER Memory領域のPacked
Object形式のデコードモジュール
の開発を行った。このモジュール
を医療機関に提供することで、
ロット番号、有効期限を容易に取
得できる環境が整備される。

本研究で把握したユースケースか
らは、医療現場において、バー
コードやRF-IDが活用できる場面
は、非常に多く、医療安全及び、
効率化の面で大きな期待がある
ことが明らかとなった。後述する
手順書において、ベストプラクティ
スを示すことで、導入を検討する
医療機関の参考となることを期待
している。同時に「医療機関にお
ける標準バーコード・RF-ID 導入・
活用手順書」には、バーコード
リーダーの性能評価など、導入を
検討する医療機関が参考となる
項目の調査結果も盛り込んでお
り、有効に活用されることを期待
する。

研究班および有識者を中心に執
筆し、1.医療用バーコード、医療
用RFIDの概要、2.医療機関内で
の活用のユースケースとベストプ
ラクティス、3.医療機関での効果
的な活用のために、4.GS1バー
コードを診療に活用するためのシ
ステム仕様書記述のためのポイ
ント、5.業界団体における取り組
み、について150ページからなる
「医療機関における標準バーコー
ド・RF-ID 導入・活用手順書」を作
成した。

活用手順書の冊子を、主要な医
療機関および関係者に配布する
とともに、PDF化したものを一般に
公開した。活用手順書には、イン
プラント管理、薬剤、手術、カテー
テル管理、滅菌、一般医療材料管
理などのユースケースが含まれて
おり、これらを導入する際に必要
な仕様書のひな型についても提
供している。また、医療用バー
コードやRFIDを医療機関が利活
用するために必要な情報がまとめ
られており、今後これを活用して、
導入する医療機関が増えることが
期待され、医薬品・医療材料の効
率的な管理や、医療安全の一層
の向上が期待できる。

3

地域医療
基盤開発
推進研究

相田 潤

現在の日本においても、子どもの
う蝕は他の疾患と比べると有病率
は高く、そのため大きな国民医療
費につながる等の負担が大きいこ
とが明らかとなった。う蝕の健康
格差も大きく、この解消も必要で
あることが分った。これらは2021
年の世界保健機関(WHO)の第74
回世界保健総会で採択された口
腔保健の決議の内容と一貫して
いた。そしてう蝕とその格差減少
のために、園や学校での集団フッ
化物洗口の有効性も明らかに
なった。これは国際的に推奨され
るユニバーサルヘルスカバレッジ
の観点から有用なエビデンスだと
考えられる。

子どものう蝕は過去から減少した
ことが行政の場でしばした報告さ
れる。しかし本研究は、子どものう
蝕は他の疾患と比べると有病率
は高く、健康格差も大きく、そのた
め大きな国民医療費につながる
等の負担が大きいことを明らかに
した。これは今日の行政上の施策
として、園や学校での集団フッ化
物洗口の重要性を示すものであ
る。また本研究班でまとめた「フッ
化物洗口マニュアル」は行政や学
校など施設での集団フッ化物洗口
をすすめるうえで実務上有用なも
のであり、活用が期待される。

「フッ化物洗口マニュアルー健康
格差を減らす、保育園・幼稚園・
子ども園、学校や施設などにおけ
る集団フッ化物洗口の実践ー」を
作成した。

集団フッ化物洗口の実施の参考
になるよう、複数の行政や学校な
どにおけるフッ化物洗口の実施例
を集め、報告およびマニュアルに
盛り込んだ。

収集したフッ化物洗口に関するQ
&Aは整理して学会や論文として
発表の予定がある。作成した啓発
用の媒体はパワーポイントとして
ダウンロードできるよう、ホーム
ページ上に公開する予定である。
フッ化物洗口マニュアルは書籍と
して出版を検討している。

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地域医療
基盤開発
推進研究

紹介・逆紹介の現状を分析するこ
とにより、外来機能報告制度の制
度設計を行う資料を作成した。令
松田 晋哉
特記事項なし
和4年度から開始される同制度の
設計及びその改善の資料となるこ
とが期待される。

特記事項なし

特記事項なし

特記事項なし

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