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参考資料3-2 令和3年度終了研究課題の成果の一覧 (6 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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No.
年度
研究課題名
研究事業名 研究代表者
専門的・学術的観点からの成果
臨床的観点からの成果
ガイドライン等の開発
その他行政的観点からの成果
その他のインパクト
日本のSDGグローバル指標3の
データソースや算出方法を検討し
た。指標3.8.1(ユニバーサルヘル
ス・カバレッジ・インデックス)につ
いてはデータ算出を行い、新たに
HIV治療、糖尿病の管理等の国内
データが追加され、政府公表資料
の一部となった。モニタリングに際
して、国内既存統計・行政調査の
利活用の推進を行い、グローバル
モニタリングにおける国内統計調
査データの改善点について報告し
た。さらに、各領域の専門家・行
政担当者と協働することにより、
継続したデータ算出に資する体制
整備の構築に貢献した。
一般および専門職種への周知を
図るため、日本国際保健医療学
会におけるシンポジウムを開催し
た(2021年12月)。またアジア諸国
のユニバーサルヘルスカバレッジ
に関する研究会での講演、各種
雑誌への寄稿を行い、SDGにおけ
る保健領域の取組の推進・普及を
図った。
開始 修了
国連の持続可能
な開発目標3
(SDG3)‐保健関
連指標における
19 日本の達成状況
の評価および国
際発信のための
エビデンス構築
に関する研究
循環器病対策推
進基本計画に基
づく、重点的に推
進すべき循環器
20
病の研究領域の
同定及び研究開
発戦略の策定の
ための研究
新型コロナウイ
ルス感染症拡大
による受診控え
などの状況も踏
21
まえた循環器病
の医療提供体制
の構築に向けた
研究
3
3
3
3
日本のSDGグローバル指標3の
データソースや算出方法を検討し
た。特に指標3.8.1(ユニバーサル
ヘルス・カバレッジ・インデックス)
では、新たにHIV治療、糖尿病の
地球規模
管理等の国内データを算出、報告
保健課題
した。また、指標3.5.1物質使用障
解決推進
害の治療介入カバレッジについ
のための 児玉 知子
て、国内初となる算出方法・推計
行政施策
値を報告した。非感染性疾患
に関する研
(NCD)標準化死亡率の国際比較
究
において、日本では経年で着実に
改善傾向が認められる一方、性
差や部位・カテゴリー別で異なる
傾向がみられること等を明らかに
した。
3
本研究では、疫学、臨床研究、基
礎研究、医療情報、産業界など、
幅広い専門家が集まり、循環器研
究における国内外の実態を把握
し、今後の循環器病の研究につ
いての方向性について議論を
行った。また、関係学会に、今後
の優先的に行うべき研究につい
永井 良三 て、その背景となるエビデンスと
共に提出を求めるアンケート調査
などを実施して意見聴取などを行
い、官民における役割分担を意識
して、国において進めるべき研究
について優先順位を含めて検討
した。循環器病対策推進のため、
循環器病研究における今後の方
向性をつけ、報告書を作成した。
3
厚生労働
科学特別
研究
厚生労働
科学特別
研究
循環器病対策推進基本計画で
も求められている循環器病の医
療提供体制の課題や問題点をま
とめたことにより、今後の循環器
病対策の推進のため、医療提供
体制の具体的な改善策に向けた
取り組みに生かすことが可能と
野出 孝一 なった。各都道府県で策定される
循環器病対策推進計画にも本研
究でまとめた報告が生かされるこ
とは、全国の均てん化された医療
の提供につながり、循環器病に対
する医療の質の向上をもたらし、
基本計画の目標である、健康寿
命の延伸、年齢調整死亡率の低
下にも寄与することが期待され
SDG3指標のうち、ユニバーサル
ヘルス・カバレッジ・インデックスに
おいて、新たにHIV治療、糖尿病
の管理等の国内データを算出、報
告するとともに、心血管系疾患予
防やたばこ規制に関して、グロー
バルモニタリングの際に必要な年
齢区分の再定義を報告した。物質
使用障害の治療介入カバレッジに なし
ついて、国内初となる算出方法・
推計値を報告した。また、非感染
性疾患(NCD)標準化死亡率の国
際比較において、日本では経年で
着実な改善傾向が認められる一
方、性差や部位・カテゴリー別で
異なるパターンがみられることを
報告した。
臨床的予後の改善、予防効果、
生活の質改善、さらに近年求めら
れる我が国のイノベーションにど
のように貢献するかを技術的な評
価ポイントとしつつ、あわせて人材
育成や患者教育の方法、民間と
の役割分担についても検討した。
これにより社会参加型で個々の
市民に最適な循環器病予防と対
策を可能とする研究の方向性を
明らかにした。
本研究班では、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大による受診控
えなどの状況について現状把握
の調査を行い、循環器病の疾患
の重症化や、入院・死亡などに対
する影響についての検討を行っ
た。循環器研修施設では半数近
い施設で心不全の受診控えに伴
う健康状態の悪化を経験してお
り、今後もコロナウイルスに限らず
受診制限・受診控えにおいて注意
する疾患群として心不全を上げる
必要性があると考えられる。
本研究で作成した循環器病対策
推進基本計画に基づく、重点的に
推進すべき循環器病の研究領域
の同定及び研究開発戦略の策定
臨床研究中核拠点の抱える課
のための研究についての報告書
題、さらに臨床研究法や各種研究
は、令和4年度の第第2期循環器 該当なし。
ガイドライン、承認制度などの社
病対策推進基本計画を策定する
会的課題について明らかにした。
ための循環器病対策推進協議会
の基礎資料となる。また、国として
の循環器病の研究戦略に反映さ
れる。
本研究班で行った検討結果を、
第2期の循環器病対策推進基本
計画策定の参考資料として、循環
器病対策推進協議会に提出し
た。厚生労働省が令和4年度にモ
デル事業として公募を行っている
循環器病総合支援センター設置
要件の案となった。
6
「循環器病の医療提供体制」に
ついては、これまで行われた議論
も十分に踏まえた上で、循環器病
の医療提供体制の課題や問題点
について抽出し、今後の解決につ
なげるための検討を行った。具体
的には、基本計画の内容を基に、
循環器学会や脳卒中学会を中心
として関連学会、医師会、医療関
係者、都道府県を含む各自治体、
患者などの意見を収集し、慢性
期・維持期の脳卒中循環器疾患
患者の支援のために、循環器病
総合支援センターの素案を作成し
た。
本研究班では、調査結果も踏ま
えた、有事(災害・感染症蔓延時
など)の際の循環器病の医療提
供体制についても指針を出すこと
で、今後、新型コロナ感染症が再
度拡大した時の備えになるほか、
その他の感染症や、予期できない
災害が生じた時にも、適切な対応
を行うことが期待できる。
原著論文 その他の論 学会発表 特許(件 その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活動
4
4
11
5
24
0
0
0
1
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
9
0
0
0
2
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年度
研究課題名
研究事業名 研究代表者
専門的・学術的観点からの成果
臨床的観点からの成果
ガイドライン等の開発
その他行政的観点からの成果
その他のインパクト
日本のSDGグローバル指標3の
データソースや算出方法を検討し
た。指標3.8.1(ユニバーサルヘル
ス・カバレッジ・インデックス)につ
いてはデータ算出を行い、新たに
HIV治療、糖尿病の管理等の国内
データが追加され、政府公表資料
の一部となった。モニタリングに際
して、国内既存統計・行政調査の
利活用の推進を行い、グローバル
モニタリングにおける国内統計調
査データの改善点について報告し
た。さらに、各領域の専門家・行
政担当者と協働することにより、
継続したデータ算出に資する体制
整備の構築に貢献した。
一般および専門職種への周知を
図るため、日本国際保健医療学
会におけるシンポジウムを開催し
た(2021年12月)。またアジア諸国
のユニバーサルヘルスカバレッジ
に関する研究会での講演、各種
雑誌への寄稿を行い、SDGにおけ
る保健領域の取組の推進・普及を
図った。
開始 修了
国連の持続可能
な開発目標3
(SDG3)‐保健関
連指標における
19 日本の達成状況
の評価および国
際発信のための
エビデンス構築
に関する研究
循環器病対策推
進基本計画に基
づく、重点的に推
進すべき循環器
20
病の研究領域の
同定及び研究開
発戦略の策定の
ための研究
新型コロナウイ
ルス感染症拡大
による受診控え
などの状況も踏
21
まえた循環器病
の医療提供体制
の構築に向けた
研究
3
3
3
3
日本のSDGグローバル指標3の
データソースや算出方法を検討し
た。特に指標3.8.1(ユニバーサル
ヘルス・カバレッジ・インデックス)
では、新たにHIV治療、糖尿病の
地球規模
管理等の国内データを算出、報告
保健課題
した。また、指標3.5.1物質使用障
解決推進
害の治療介入カバレッジについ
のための 児玉 知子
て、国内初となる算出方法・推計
行政施策
値を報告した。非感染性疾患
に関する研
(NCD)標準化死亡率の国際比較
究
において、日本では経年で着実に
改善傾向が認められる一方、性
差や部位・カテゴリー別で異なる
傾向がみられること等を明らかに
した。
3
本研究では、疫学、臨床研究、基
礎研究、医療情報、産業界など、
幅広い専門家が集まり、循環器研
究における国内外の実態を把握
し、今後の循環器病の研究につ
いての方向性について議論を
行った。また、関係学会に、今後
の優先的に行うべき研究につい
永井 良三 て、その背景となるエビデンスと
共に提出を求めるアンケート調査
などを実施して意見聴取などを行
い、官民における役割分担を意識
して、国において進めるべき研究
について優先順位を含めて検討
した。循環器病対策推進のため、
循環器病研究における今後の方
向性をつけ、報告書を作成した。
3
厚生労働
科学特別
研究
厚生労働
科学特別
研究
循環器病対策推進基本計画で
も求められている循環器病の医
療提供体制の課題や問題点をま
とめたことにより、今後の循環器
病対策の推進のため、医療提供
体制の具体的な改善策に向けた
取り組みに生かすことが可能と
野出 孝一 なった。各都道府県で策定される
循環器病対策推進計画にも本研
究でまとめた報告が生かされるこ
とは、全国の均てん化された医療
の提供につながり、循環器病に対
する医療の質の向上をもたらし、
基本計画の目標である、健康寿
命の延伸、年齢調整死亡率の低
下にも寄与することが期待され
SDG3指標のうち、ユニバーサル
ヘルス・カバレッジ・インデックスに
おいて、新たにHIV治療、糖尿病
の管理等の国内データを算出、報
告するとともに、心血管系疾患予
防やたばこ規制に関して、グロー
バルモニタリングの際に必要な年
齢区分の再定義を報告した。物質
使用障害の治療介入カバレッジに なし
ついて、国内初となる算出方法・
推計値を報告した。また、非感染
性疾患(NCD)標準化死亡率の国
際比較において、日本では経年で
着実な改善傾向が認められる一
方、性差や部位・カテゴリー別で
異なるパターンがみられることを
報告した。
臨床的予後の改善、予防効果、
生活の質改善、さらに近年求めら
れる我が国のイノベーションにど
のように貢献するかを技術的な評
価ポイントとしつつ、あわせて人材
育成や患者教育の方法、民間と
の役割分担についても検討した。
これにより社会参加型で個々の
市民に最適な循環器病予防と対
策を可能とする研究の方向性を
明らかにした。
本研究班では、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大による受診控
えなどの状況について現状把握
の調査を行い、循環器病の疾患
の重症化や、入院・死亡などに対
する影響についての検討を行っ
た。循環器研修施設では半数近
い施設で心不全の受診控えに伴
う健康状態の悪化を経験してお
り、今後もコロナウイルスに限らず
受診制限・受診控えにおいて注意
する疾患群として心不全を上げる
必要性があると考えられる。
本研究で作成した循環器病対策
推進基本計画に基づく、重点的に
推進すべき循環器病の研究領域
の同定及び研究開発戦略の策定
臨床研究中核拠点の抱える課
のための研究についての報告書
題、さらに臨床研究法や各種研究
は、令和4年度の第第2期循環器 該当なし。
ガイドライン、承認制度などの社
病対策推進基本計画を策定する
会的課題について明らかにした。
ための循環器病対策推進協議会
の基礎資料となる。また、国として
の循環器病の研究戦略に反映さ
れる。
本研究班で行った検討結果を、
第2期の循環器病対策推進基本
計画策定の参考資料として、循環
器病対策推進協議会に提出し
た。厚生労働省が令和4年度にモ
デル事業として公募を行っている
循環器病総合支援センター設置
要件の案となった。
6
「循環器病の医療提供体制」に
ついては、これまで行われた議論
も十分に踏まえた上で、循環器病
の医療提供体制の課題や問題点
について抽出し、今後の解決につ
なげるための検討を行った。具体
的には、基本計画の内容を基に、
循環器学会や脳卒中学会を中心
として関連学会、医師会、医療関
係者、都道府県を含む各自治体、
患者などの意見を収集し、慢性
期・維持期の脳卒中循環器疾患
患者の支援のために、循環器病
総合支援センターの素案を作成し
た。
本研究班では、調査結果も踏ま
えた、有事(災害・感染症蔓延時
など)の際の循環器病の医療提
供体制についても指針を出すこと
で、今後、新型コロナ感染症が再
度拡大した時の備えになるほか、
その他の感染症や、予期できない
災害が生じた時にも、適切な対応
を行うことが期待できる。
原著論文 その他の論 学会発表 特許(件 その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活動
4
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