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参考資料3-2 令和3年度終了研究課題の成果の一覧 (53 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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No.
年度
研究課題名
研究事業名 研究代表者
専門的・学術的観点からの成果
臨床的観点からの成果
ガイドライン等の開発
その他行政的観点からの成果
その他のインパクト
鶏肉におけるカンピロバクター汚
染状況について、定量値を簡便
かつ迅速に得ることができる定量
試験法が確立されたことにより、
鶏肉を原因とするカンピロバク
ター食中毒のリスク評価に必要な
定量的データの収集が効率よく行
えるようになる。
本研究課題は、鶏肉等のカンピロ
バクター及びサルモネラの汚染状
況を定量的に調査したものであ
り、食品安全委員会の食品健康
影響評価及び鶏肉における微生
物規格の作成を検討を行う際に
利用されることを想定しているた
め、現時点でガイドライン等の開
発は検討していない。
食品安全委員会は、現在、2009
年に公表した食品健康評価書「微
生物・ウイルス評価書 鶏肉中の
カンピロバクター ・ジェジュニ/コ
リ」の再評価を検討しており、その
実施に際に活用される予定であ
る。
本研究課題は、細菌性食中毒の
届出件数が最も多いカンピロバク
ターについて、その原因食品とさ
れる鶏肉におけるカンピロバク
ター汚染状況を詳細に調査したも
のであり、現在、食品安全に関す
るシンポジウム、研修会等でその
成果を報告し、消費者を含めた関
係者に対して感染防止策の実践
を図っている。
開始 修了
畜産食品の生物
学的ハザードと
180 そのリスクを低
減するための研
究
181
食中毒原因ウイ
ルスの不活化お
よび高感度検出
法に関する研究
食品を介したダ
イオキシン類等
有害物質摂取量
182
の評価とその手
法開発のための
研究
3
3
3
3
3
3
食品の安
全確保推
進研究
国産鶏肉のカンピロバクター汚染
は、季節、鶏種、地域、食鳥処理
場等の要因によって差異が認め
られ、一部の食鳥処理場の製品
では高度汚染が認められた。今
後、国産鶏肉における本菌汚染
実態の詳細な把握と制御策構築
佐々木 貴
に関わる知見の集積が期待され
正
る。カンピロバクターの定量的汚
染実態の実施に際し、鶏肝臓及
び鶏皮を検体として、確立した定
量試験法を応用することで畜産食
品における食中毒菌の汚染実態
の定量的把握を加速化させること
が期待される。
食品の安
全確保推
進研究
食中毒原因ウイルスの濃縮条
件、ゲノム検出方法、水や野菜表
面からの回収法、不活化条件に
ついて検討を行い、適切な実験系
を確立した。また国内流行状況お
よび地衛研における対応状況の
鈴木 亮介
該当なし
調査を行った。本研究成果は、国
と地衛研の連携を深め、また病原
体マニュアル等に反映させる事に
より、今後の食中毒原因ウイルス
の感染制御に向けて有益な基盤
を提供するものと期待される。
食品の安
全確保推
進研究
堤 智昭
ダイオキシン類、PCBs、有害元素
等についてトータルダイエット調査
を実施し、食品を介した国民の平
均的な摂取量を継続して調査し
た。これらの摂取量の経年的な変
化を明らかにした。また、母乳中
のダイオキシン類濃度を継続して
調査すると共に、乳児の発育発達
への影響を調査した。その他、迅
速化・省力化を目的として自動前
処理装置を用いたダイオキシン類
分析法の開発や、社会的関心が
高まっている有機フッ素化合物に
対する分析法を開発した。研究成
果については論文報告と学会発
表等を行った。
母乳中のダイオキシン類濃度と生
後の児の発育発達について関連
を検討したが、明らかな影響は認
められなかった。母乳育児の安全
性を支持する科学的根拠として活
用が期待される。
市民向け講座
ウイルスって何? 鈴木亮介、か
わさき市民アカデミー講座「広が
ロタウイルスワクチンは2020年10
る生命科学の世界」2020/10/5
月から定期接種化され、これに伴
本研究班で検討されたロタウイル い予防接種法に基づいて感染症
業界関係者向け説明会
ス、アイチウイルスの検出法は、 流行予測調査が始まった。本研
感染症意見交換会 近年の国内
将来的に検査マニュアル等に反 究の成果は、感染症流行予測調
におけるE型肝炎の発生状況 鈴
映させていく予定である。
査で採用されるロタウイルスの検
木亮介 2021/12/20
出方法にも活用される予定であ
る。
検討した自動前処理装置を用い
た食品中のダイオキシン類の分
析法は、将来、「食品中のダイオ
キシン類の測定方法暫定ガイドラ
イン」(厚生労働省)を改正する際
に活用が期待される。
53
原著論文 その他の論 学会発表 特許(件 その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活動
1
1
0
0
4
0
0
0
0
0
10
15
0
0
13
4
1
0
0
0
6
34
3
0
14
7
0
0
0
0
毎日新聞 2022/4/21 取材記事
ウイルス性肝炎の現在 E型増
加、予防の徹底を
本研究で推定されたダイオキシン
類摂取量は、毎年、環境白書で引
用されており、国のダイオキシン
類対策への取組を評価する際に
活用されている。また、調査結果 該当なし
は厚生労働省のホームページで
も公表されており、研究成果の国
民への普及・還元にも務めてい
る。
年度
研究課題名
研究事業名 研究代表者
専門的・学術的観点からの成果
臨床的観点からの成果
ガイドライン等の開発
その他行政的観点からの成果
その他のインパクト
鶏肉におけるカンピロバクター汚
染状況について、定量値を簡便
かつ迅速に得ることができる定量
試験法が確立されたことにより、
鶏肉を原因とするカンピロバク
ター食中毒のリスク評価に必要な
定量的データの収集が効率よく行
えるようになる。
本研究課題は、鶏肉等のカンピロ
バクター及びサルモネラの汚染状
況を定量的に調査したものであ
り、食品安全委員会の食品健康
影響評価及び鶏肉における微生
物規格の作成を検討を行う際に
利用されることを想定しているた
め、現時点でガイドライン等の開
発は検討していない。
食品安全委員会は、現在、2009
年に公表した食品健康評価書「微
生物・ウイルス評価書 鶏肉中の
カンピロバクター ・ジェジュニ/コ
リ」の再評価を検討しており、その
実施に際に活用される予定であ
る。
本研究課題は、細菌性食中毒の
届出件数が最も多いカンピロバク
ターについて、その原因食品とさ
れる鶏肉におけるカンピロバク
ター汚染状況を詳細に調査したも
のであり、現在、食品安全に関す
るシンポジウム、研修会等でその
成果を報告し、消費者を含めた関
係者に対して感染防止策の実践
を図っている。
開始 修了
畜産食品の生物
学的ハザードと
180 そのリスクを低
減するための研
究
181
食中毒原因ウイ
ルスの不活化お
よび高感度検出
法に関する研究
食品を介したダ
イオキシン類等
有害物質摂取量
182
の評価とその手
法開発のための
研究
3
3
3
3
3
3
食品の安
全確保推
進研究
国産鶏肉のカンピロバクター汚染
は、季節、鶏種、地域、食鳥処理
場等の要因によって差異が認め
られ、一部の食鳥処理場の製品
では高度汚染が認められた。今
後、国産鶏肉における本菌汚染
実態の詳細な把握と制御策構築
佐々木 貴
に関わる知見の集積が期待され
正
る。カンピロバクターの定量的汚
染実態の実施に際し、鶏肝臓及
び鶏皮を検体として、確立した定
量試験法を応用することで畜産食
品における食中毒菌の汚染実態
の定量的把握を加速化させること
が期待される。
食品の安
全確保推
進研究
食中毒原因ウイルスの濃縮条
件、ゲノム検出方法、水や野菜表
面からの回収法、不活化条件に
ついて検討を行い、適切な実験系
を確立した。また国内流行状況お
よび地衛研における対応状況の
鈴木 亮介
該当なし
調査を行った。本研究成果は、国
と地衛研の連携を深め、また病原
体マニュアル等に反映させる事に
より、今後の食中毒原因ウイルス
の感染制御に向けて有益な基盤
を提供するものと期待される。
食品の安
全確保推
進研究
堤 智昭
ダイオキシン類、PCBs、有害元素
等についてトータルダイエット調査
を実施し、食品を介した国民の平
均的な摂取量を継続して調査し
た。これらの摂取量の経年的な変
化を明らかにした。また、母乳中
のダイオキシン類濃度を継続して
調査すると共に、乳児の発育発達
への影響を調査した。その他、迅
速化・省力化を目的として自動前
処理装置を用いたダイオキシン類
分析法の開発や、社会的関心が
高まっている有機フッ素化合物に
対する分析法を開発した。研究成
果については論文報告と学会発
表等を行った。
母乳中のダイオキシン類濃度と生
後の児の発育発達について関連
を検討したが、明らかな影響は認
められなかった。母乳育児の安全
性を支持する科学的根拠として活
用が期待される。
市民向け講座
ウイルスって何? 鈴木亮介、か
わさき市民アカデミー講座「広が
ロタウイルスワクチンは2020年10
る生命科学の世界」2020/10/5
月から定期接種化され、これに伴
本研究班で検討されたロタウイル い予防接種法に基づいて感染症
業界関係者向け説明会
ス、アイチウイルスの検出法は、 流行予測調査が始まった。本研
感染症意見交換会 近年の国内
将来的に検査マニュアル等に反 究の成果は、感染症流行予測調
におけるE型肝炎の発生状況 鈴
映させていく予定である。
査で採用されるロタウイルスの検
木亮介 2021/12/20
出方法にも活用される予定であ
る。
検討した自動前処理装置を用い
た食品中のダイオキシン類の分
析法は、将来、「食品中のダイオ
キシン類の測定方法暫定ガイドラ
イン」(厚生労働省)を改正する際
に活用が期待される。
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原著論文 その他の論 学会発表 特許(件 その他
(件数) 文等(件数) (件数)
数)
(件数)
和文 英文等
和文 英文等
国内 国際 出願 取得 施策への反映
普及・啓発活動
1
1
0
0
4
0
0
0
0
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毎日新聞 2022/4/21 取材記事
ウイルス性肝炎の現在 E型増
加、予防の徹底を
本研究で推定されたダイオキシン
類摂取量は、毎年、環境白書で引
用されており、国のダイオキシン
類対策への取組を評価する際に
活用されている。また、調査結果 該当なし
は厚生労働省のホームページで
も公表されており、研究成果の国
民への普及・還元にも務めてい
る。