参考資料5 がん検診事業のあり方について(案)(高橋参考人提出資料) (132 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23760.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第34回 2/4)《厚生労働省》 |
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があります。
検診時⽣検受診者で再検査未受診や未把握の場合は「胃がんの疑いがある者⼜は未確定」として
計上してください(Q63 の図、i に該当)。 ただし、「胃がん以外の悪性疑い」(⾷道がんや咽
頭がん疑いなど)で再検査の指⽰が出ていることが明らかな場合は「胃がん以外の疾患であった
者」になります(Q63 の図、jに該当)。
検診時⽣検受診者で再検査を受診していれば、再検査結果で「異常を認めず」「胃がんであった
者」「胃がん以外の疾患であった者」に振り分けて計上してください。
Q63
胃内視鏡検診において検診時に⽣検を実施されていない⽅が、ダブルチェックで「胃がん疑い」
で要再検査となりました。再検査を受診しましたが⽣検は実施されず、胃ポリープや胃潰瘍瘢痕
などの診断で再検査結果が報告されてきました。要再検査でも⽣検未実施だった場合にはどのよ
うに計上すれば良いのでしょうか。
A63
ダブルチェックの要再検査は「悪性を疑う」新たな所⾒があった場合に出される指⽰ですが、再
検査時の内視鏡検査で指摘部位に悪性を疑う病変が⾒つからなかった場合には⽣検はしません。
再検査においても無⽤な⽣検を避けることは当然のことです。
再検査で⽣検をしていないから未確定と⾔うことではなく、ダブルチェックが偽陽性だったとい
うことになります。この場合は、再検査の内視鏡診断に応じて「異常を認めず」や「胃がん以外
の疾患」に振り分けて計上してください。
また、もし再検査時に⽣検が実施された場合、⽣検結果で胃がんと確定されれば「胃がんであっ
た者」となりますが、⽣検結果が胃がん以外であれば「胃がん以外の疾患」になります。ただし、
⽣検結果が不明(未把握も含む)もしくは「胃がん疑い」で経過観察中の場合は「胃がんの疑い
がある者⼜は未確定」となります。
なお、検診時⽣検未受診者で要再検査となった者が、再検査未受診や再検査未把握の場合は、そ
れぞれの数を計上してください。
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