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参考資料5 がん検診事業のあり方について(案)(高橋参考人提出資料) (76 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23760.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第34回 2/4)《厚生労働省》
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肺がん検診のためのチェックリスト(市区町村用) - 集団検診・個別検診

平成 31 年 3 月

解説:
① このチェックリストにおける「検診機関」は、委託形態にかかわらず、実際の検診を行う個々の検診
機関(医療機関)を指す
② 市区町村が単独で実施できない項目については、関係機関(都道府県、検診機関、医師会等)と連携
して行うこと※
③ このチェックリストをもとに調査を行う場合、市区町村が把握できない項目については、関係機関
(都道府県、検診機関、医師会等)に確認して回答すること※
※ 特に個別検診の場合

1. 検診対象者の情報管理
(1) 対象者全員の氏名を記載した名簿※を、住民台帳などに基づいて作成しているか
※ 前年度受診者や希望者のみを名簿化するのは不適切である
(2) 対象者全員に、個別に受診勧奨を行っているか
※ 自治体の広報紙などの配布は不適切である。受診票の送付でも個人名を列記しない世帯分の一括送付は
不適切である
(3) 対象者数(推計でも可)を把握しているか
2. 受診者の情報管理
(1) 個人別の受診(記録)台帳またはデータベースを作成しているか
(2) 過去 5 年間の受診歴を記録しているか
3. 受診者への説明、及び要精検者への説明
(1) 受診勧奨時に、「検診機関用チェックリスト 1.受診者への説明」が全項目記載された資料を、全員に個別
配布しているか※
※ 検診機関が資料を作成し、配布している場合:市区町村は資料内容をあらかじめ確認し、全項目が記載
されていれば配布を省いてもよい
(2) 要精検者全員に対し、受診可能な精密検査機関名(医療機関名)※の一覧を提示しているか
※ ここで提示する精密検査機関には、可及的に精密検査結果の報告を義務付けること
4. 受診率の集計
解説:
① 過去の検診受診歴別とは、初回受診者(初回の定義は前年に受診歴がない者)及び非初回受診者の別を
指す
② 高危険群とは喀痰細胞診対象者のこと。すなわち、質問(医師が自ら対面で行う場合は問診)の結果、
50 歳以上で喫煙指数(1 日本数×年数)が 600 以上だった者(過去における喫煙者を含む)を指す
(1) 受診率を集計しているか
(1-a) 受診率を性別・年齢 5 歳階級別に集計しているか
(1-b) 受診率を検診機関別に集計※しているか
※ 受診率算定の分母は市区町村の全対象者数、分子は当該検診機関の受診者数
(1-c) 受診率を過去の検診受診歴別に集計しているか
(2) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の回収
率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を集計しているか
(2-a) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の回
収率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を、性別・年齢 5 歳階級別に集計しているか
(2-b) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の回
収率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を、検診機関別に集計しているか
(2-c) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の回
収率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を、過去の検診受診歴別に集計しているか

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