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参考資料5 がん検診事業のあり方について(案)(高橋参考人提出資料) (134 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23760.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第34回 2/4)《厚生労働省》
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が困難な場合は、S 状結腸鏡と注腸エックス線検査の併⽤による精密検査を実施する」と書かれて
います。
では、S状結腸内視鏡検査のみ実施した場合や、注腸エックス線検査のみ実施した場合は、地域
保健・健康増進事業報告の「精検受診」に該当しますか。
A64

どちらも国の指針の要件を満たしていないので「精検未受診」となります。

Q65

精密検査として⼤腸 CT 検査を⾏った場合、精検受診者として計上できますか。

A65

現時点では計上できません。
地域保健・健康増進事業報告作成要領では、
「精密検査として不適切な検査(便潜⾎検査の再検、
CT 検査や腫瘍マーカー等)が⾏われたものについては未受診として計上すること」と記載され
ています。

Q66

⼤腸がん検診で便潜⾎検査が陽性となった⽅について、本⼈の強い意向や、⾼齢により精検機関
の医師と相談した上で「⼤腸がん検診における便潜⾎検査の再検」を実施された場合も精密検査
は「未受診」として計上するのでしょうか。

A66

「未受診」としてください。
初めから精検を受けられないと分っている⽅や精検を受ける意思がない⽅は、検診を受けるべ
きではありません。チェックリストに書かれているように、検診受診前に、要精検となったら必
ず精検を受けることや精検⽅法を⼗分に説明してください。

Q67

全⼤腸内視鏡検査で精検を実施した際、狭窄等により内視鏡が⼤腸全体に挿⼊できなかった場合
(撮影できる範囲での検診機関からの結果の報告はあり)、どのように計上すれば良いですか。

A67

「精検は受けたが完了していない」ということですので、「精検受診」かつ「がん疑いまたは未確
定」となります。
ただし、この⽅が今後も内視鏡の完遂が難しく、もし検診(便潜⾎検査)を受診して要精検にな
っても精検を完了できない可能性が⾼い場合は、検診の対象外と考えるのが妥当です。

Q68

腺腫以外のポリープも「腺腫のあった者」に計上するのでしょうか。

A68

腺腫以外のポリープも「腺腫のあった者」として計上してください。

Q69

腺腫の⼤きさ別の⼈数を計上することになっていますが、腺腫を切除してから計測すると、腺腫
が縮むため体内での⼤きさと異なってしまいます。切除した後の最⼤径で計上すれば良いでしょ
うか。

A69

内視鏡検査時にスケールで⼤きさを測ることは現実的ではありませんので、内視鏡切除した場合
は計測による⼤きさで、内視鏡切除していない場合は内視鏡所⾒による(⽬視での)⼤きさで計
上してください。

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