参考資料5 がん検診事業のあり方について(案)(高橋参考人提出資料) (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23760.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第34回 2/4)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
表7 精度管理の欠如で想定される不利益の例
精度管理の欠如
対象者名簿がない
(年齢・受診間隔・前回の検診
結果等を管理していない)
検診対象に有症状者が
混在する
(受診前の説明や問診に不備)
想定される不利益
・今年受けるべき者が検診を受診しない
(がんの死亡リスクが減少しない)
・今年受ける必要の無い者が受診する
(偽陽性判定、精密検査受診による心身のダメージ、医療資源の浪費)
・有症状者の治療の遅れ
・医療資源、検診予算の浪費
要精検判定を受けた者が精密
・検診によりがんが発見できない
検査を受診しない
・要精検判定の妥当性、発見率等の評価が正しく実施できない
委託先検診機関の体制等を把
・検診の質低下
握・確認していない
・偽陽性、偽陰性、検査による偶発症のリスク上昇
② 精度管理の手法 【詳細は第3章参照】
がん検診における精度管理の考え方は、工場等で製品の質を高めるために用いられる品質管
理と同様である。精度管理の本質は、「目標と標準の設定」、「質と達成度のモニタリング」、「指標
14
関連画像
ページ内で利用されている画像ファイルです。