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参考資料3 都道府県の推薦について (176 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24255.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第20回 3/4)《厚生労働省》
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医療圏ごとの体制整備の考え方
これらの状況や課題に鑑み、各医療圏の特性を踏まえて拠点となる医療機関を整備する
ことで、県内全域のがん診療提供体制の強化を図ります。
【北勢医療圏】
本県人口の約47%が居住する人口集中地域で、桑員、三泗、鈴亀それぞれの区域で一
定の生活圏が形成されていることから、複数の拠点病院が連携してがん医療を提供する
ことが必要です。
市立四日市病院は主に三泗区域、桑員区域、鈴鹿中央総合病院は主に鈴亀区域のがん
医療を担っています。
【中勢伊賀医療圏】
三重大学医学部附属病院が、県がん診療連携拠点病院として、高度の専門性を必要と
するがん患者の受入など中心的な役割を担っています。
【南勢志摩医療圏】
空白の医療圏である東紀州医療圏に隣接しており、同医療圏から多くのがん患者を受
け入れているため、その補完的な役割を担うことが必要です。
松阪中央総合病院は松阪区域に加え東紀州医療圏のがん医療を補完する役割を担い、
伊勢赤十字病院は地域に離島や多くの中山間地域を含む伊勢志摩区域において医療を提
供する役割を担っています。
【東紀州医療圏】
拠点病院等のない空白の医療圏で、高齢化の進行に伴う医療需要への対応が求められ
ます。当面は隣接する医療圏の松阪中央総合病院などを中心にがん医療を提供するとと
もに、将来的にはそれらと連携した地域がん診療病院の整備等を検討する必要がありま
す。
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